【感想】火車の残花 浮雲心霊奇譚

神永学 / 集英社文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 蒼樹

    蒼樹

    【あらすじ】
     川崎の宿場町で。妖怪・火車が人を焼き殺すという怪異が発生。
     京の都に向かう途中だった憑きもの落としの浮雲と薬の行商・土方歳三は成り行き上、その怪異を調べることになる———。

    【感想
     新刊のお知らせを新聞の広告欄で見かけて、購入。
     シリーズものと知らずに読み始めてしまいましたが、シリーズの7冊目でした。
     途中に過去の経緯などが書いてあるので、抵抗なく読み進めることは出来ましたが、やはり登場人物の背景をちゃんと理解するのには、1冊目から読まないとダメそうですね。
     赤い眼で霊を見ることが出来るという部分や、主人公の名前が浮雲であったりと、きっと八雲シリーズに繋がって行くのかな?という印象です。
     時代小説も八雲シリーズも好きなので、どっぷりとのめり込んでもおかしくない設定なのですが、今は最初から読む時間が取れなさそうなので、またの機会に挑戦しようと思います。
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    投稿日:2023.10.05

  • kemukemu

    kemukemu

    いやぁ〜、久しぶりの浮雲さんで、
    今までの流れどうだったっけ?って感じでしたけど
    やっぱり、スーッと戻ってくるもんですねぇ〜
    序盤の定番の流れで、感覚を取り戻して、
    後半はグイグイ引き込まれ、そして明かされる真実
    そしてもういっちょ本筋の種明かし。
    にしてもみんな策略すごすぎでしょ・・・っていう感じでしたね
    まぁ、私は酒のんでガハハハしてるのがいいなと
    しみじみ思った今回の浮雲さんでした!!

    まだまだ、目的地までは遠いですねぇ〜
    ちゃんと目的果たせるんでしょうか?
    期待してまってます。
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    投稿日:2023.09.16

  • あかねにゃん

    あかねにゃん

    このレビューはネタバレを含みます

    久しぶりの神永学さん、浮雲シリーズ
    今回は神永さんの好きな坂本龍馬も出てきます
    名前は才谷梅太郎になってますがw
    イノセント・ブルーでも出てました
    浮雲と才谷が意気投合して、酒盛りするのってなんか男臭いというか、ホッとするシーンかな
    土方歳三が今回の主役でした
    孤高の狼の本領を隠して、火車の事件を追います
    実は表紙のイラストと見て衝動買いした後に
    浮雲とわかりましたwww
    雰囲気ある素敵な表紙です

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    投稿日:2023.08.19

  • mr.shinyapapa

    mr.shinyapapa

    シリーズが進み第ニ章突入という感じ。歴史幕末という時代を背景に物語の世界が広がっていき、歴史上の登場人物が活躍する醍醐味を楽しませていただく。著書では才谷梅太郎(龍)の存在がこの後にどう繋がるか、また他の人物が現れるのではないかという期待を匂わせてくれた。
     浮雲と歳三、梅太郎(龍)の3人の掛け合いも非常に物語を盛り上げた、ある時はQ & Aであったり、剣劇であったり心踊らされる要素充分であった。確実に物語の核心へ進んでいることを実感でき、これからの展開が楽しみで仕方ない。著書の最後に書かれた著者の言葉
     「待て‼︎ しかして 期待せよ‼︎」 
    期待して待とう!
    続きを読む

    投稿日:2023.08.14

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