【感想】ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

中山七里 / 角川文庫
(27件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
2
12
11
1
0

ブクログレビュー

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  • ザトウクジラの歌

    ザトウクジラの歌

    このレビューはネタバレを含みます

    導入部分の回想シーンが結末にそう繋がってくるのか〜と思いました。途中からぐーちゃんの正体については検討がついていましたが、ゆーちゃんについては何となくでした。それにしても織田さんが被害者だったとは‥‥姉妹の復讐の仕方については、他の患者さんを巻き込む点に於いて個人的には納得しかねますが、でも、幼い姉妹の視点から考えてみれば、これもあり得ることなのかと。それにしても犬養シリーズも安定の面白さがありますね。個人的には御子柴礼司シリーズが、シリーズものとしては特に好きです。

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    投稿日:2024.05.05

  • ascp

    ascp

    このレビューはネタバレを含みます

    犯人とか繋がりとかは思ってた通りやったけど
    そういう復讐の仕方か〜ってなった

    いつも通り題材が凄いのはもちろんで
    それに絡めてるけど
    今回はその中でもミステリー要素は少なく感じた

    このシリーズはいつも自分ならどうするやろうって考えさせられる永遠に答えの出ない問題を突きつけられる感じがする

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    投稿日:2024.04.08

  • 可菜実

    可菜実

    刑事犬養隼人シリーズは全て読んでいる。
    毎回タイトルが深いと思う。
    今回は自由診療に関する話で、医療従事者として興味深く一気に読めた。
    物語に引き込まれ過ぎて、最後に第一章の存在を思い出した…(笑)

    投稿日:2024.04.05

  • koch

    koch

    この本を読む前に読んでいた本が中山七里さんのテロリストの家という本で、どんどん読み進めたくなるような物語を描かれている小説家さんという印象を持っていた。
    その矢先、BOOKOFFにふらっと寄ったら、
    '中山七里'のネームプレートを見つけ、
    そこから手にした一冊。


    アイドル=崇拝の対象≒教祖 

    本当にアイドルタレントや芸能人、インフルエンサーの発信力は凄まじく私たちに影響を及ぼす。
    だからこそ、作中のこのような表現にすごく納得した。


    プロローグをすっかり忘れていて、最後の真相が明かされる前に、え?!?まさかのこの二人と繋がるんじゃ?!ってなった…

    犬養シリーズを今まで読んだことなかったけど、
    この6作目を読んで他のも読んでみたいって思った
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    投稿日:2024.02.28

  • まにょ

    まにょ

    通常医療で完治できない患者がカルト的医療団体へすがってやっぱり治らなくて高額も払わされて…という不幸が連なっていくのが辛いです。
    団体のお陰で完治したという例を聞けば、同じ病気を罹患している人は冷静ではいられないと思います。

    宗教や科学的根拠のない商品にハマってしまう心理をうまく描いている小説でした。

    刑事の犬養の難病を患う娘の決意がすごくいいです。

    犬養シリーズ初めて読みましたが、社会派で面白いです。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.23

  • Rinco

    Rinco

    犬養シリーズ最新作
    標準治療がきつくてつらくて、でも治らなくて、それで民間治療に向かってしまう現実、当事者でないからこそあり得ないとは思ってしまうけれど
    沙耶香が選ばない、と決意した判断が本当に良かっ続きを読む

    投稿日:2024.02.22

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