【感想】吸血鬼と猛獣使い

表題作では､エリカは何もした覚えもないまま､家庭教師の家庭の娘の捜索を命じられ､かなり大変な思いをしたでしょうね｡

「吸血鬼に雨が降る」
誰一人とて死なせないため。
上司に確認し指示にしたがう事は大切ではあるが、緊急事態なのに呑気に状況説明から全てをしていたら助かる命もなくなるだろうな。
仕事か家族どちらを取るのか…と問われたら、余程な事がない限り選択肢は一つしかないだろう。

「不屈の吸血鬼」
逆らえないのを良いことに。
アスリートである限り、ある程度の過酷なトレーニングはあるだろうが度を越した鍛え方を続けていたら身体が耐えきれず壊れるだろう。
何をしてでも地位が欲しかったのだろうが、不正をし手に入れても失脚が待つばかりだろうな。

「吸血鬼と猛獣使い」
抜け出してしまった動物は。
病が見つかったと分かれば担当を外されてしまうかもしれないが、もしもの事があった時に責任をとる必要があるのだから仕方ないことだろう。
本当に心配しているのであれば、世間体など気にすることなく必死になって探しまわるのでは。続きを読む