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水野仁輔, 伊藤ハムスター / ホーム社 (2件のレビュー)
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アワヒニビブリオバトル
第107回アワヒニビブリオバトル&全国大会予選で紹介された本です。3ゲーム目。ハイブリッド開催。 2023.12.29
投稿日:2023.12.29
まりるり
国民食「カレー」 嫌いな人が少なく好きな人が多いから、小学1年生の最初の給食も「カレー」であることが多いってご存知でした? うちの子の1年生最初の給食もカレーでした カレーが物語の中に出てきたり、 …カレーの本は数あれど、 カレーと食育を結びつけた本って新しい ただ単に、カレーの種類を紹介してるわけでも、 カレーの写真が載っているということでもない! (いや、カレーの本なのにカレーの写真ないってと思わずつっこむ奴) “カレー”をさらにさらに深掘りして、 カレーとしての学びではなく、「食育」「医食同源」さらには「ビジネス論」に昇華している本書。 ・辛さの秘密を分析→世の中の辛味の原因になる成分について。またとうがらしの種類と辛さの段階について。 ・スパイスについて→スパイスの種類だけだなく、それぞれのスパイスがカレーにどう役立っているのかなど。 ・カレーの栄養を分析→炭水化物、タンパク質、食物せんい、ビタミン類などを考える。 私はスパイスのページが好きだったよ! この前ランチでカレー風味のピクルスを食べたんだけど、使われているスパイスは何だろう?と話してたところなんだよね。 カレーに使われるスパイスの、ターメリック・クミン・コリアンダーのどれかは使われてるだろうって思ったんだけど、そういえばそれぞれがどんな香りや味してるのか差が分からんと思って。 スパイスのページに、 香りづけ、色味づけ、辛味づけ の表があって、1つずつ味比べしたいなと思っちゃった。 本書を通してカレーから分析できることが細かく分類されて、 要となるスパイスなんかはアーユルヴェーダまで遡って説明されているよ! カレーって、体調が悪くなりそうな時に食べたくなるって言うけど、それはスパイスの作用で体を温めたり、体調を整える作用を体が求めるからって言うよね。 そんなふわっとした「カレーが健康にいい」も分析されて、アーユルヴェーダまで遡って、これって“カレー”以外にも言えることだよねって読んだ子供はそのうち気づく。 食べることって健康につながるってことなんだ。 だから「好き嫌いしないで食べなさい」って言われるんだ。 って思うんじゃないかしら? 面白いのは、カレー屋さんについての解説。 経費(水道光熱費、メンテナンス費、宣伝費)だったり、 カレーで儲けを出すためには、材料費、家賃、人件費などを抜いたところから儲けを出す など、ビジネスにつながっている考え方があること! カレー、めっちゃ学べるやん!!! 深掘りする内容としては、難しい内容なんだけど、10歳から1人で読んでも消化しやすい書き方をされているところがいいなーって思ったよ 続きを読む
投稿日:2023.06.29
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