【感想】ホテル・カイザリン 電子再編集版

近藤史恵 / 光文社
(71件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
9
21
36
2
0

ブクログレビュー

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  • yuyuchi84

    yuyuchi84

    巻頭とラストの語り手が男性なのはわざとか?カイザリンは女性だけど。
    「金色の風」の姉妹のバレエダンサー『テレプシコーラ』のヒロイン姉妹を思い出した。お母さんがバレエ教室主催なのも同じだし。
    デーツのお菓子って近藤さんの他の作品にも出ていたよね。近藤さんの好きな味なんだな。
    「孤独の谷」はちょっと三津田信三っぽい。最近読んだからどう思ったのかな。
    自分のもの何でも欲しがる妹がいたら、しかもその妹が美人だったら、嫌だろうな。
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    投稿日:2024.04.29

  • Rain3038

    Rain3038

    やっぱり題名にもなってるホテルカイザリンが面白かったかな。
    短編だとどうしても物足りなさというか、消化不良感が否めない。

    投稿日:2024.04.22

  • みちょはちゃ

    みちょはちゃ

    このレビューはネタバレを含みます

    ホテル・カイザリン
    近藤史恵

    ∞----------------------∞

    短編集。テイストがバラバラだなと思ったら、初出年も2010年から2023年と広く、寄せ集め感があった。

    「交霊会」の妹が死んだ理由が怖かったな。良いことしたつもりが余計なことをしてしまってたっていう。

    「甘い生活」の主人公は最悪。人のもの欲しがる人っているけど、自分がとったことすら人のせいにするって最悪すぎて、結末はそうだろうなって気がした。

    タイトルにもなってる「ホテルカイザリン」は普通に泊まってみたくなった。

    「孤独の谷」はそんな病があったら生きてても楽しく無さそうだなって思った。親族みんな散り散りにならなければならない、というのは病気の原因が言語コミュニケーションによるものだから。あえて言葉も分からない国で1人きりって不安で仕方ないと思う。

    「老いた犬のように」は、昭和以前の人と現代の人との会話って感じがした。何でもハラスメントとする時代もどうかと思うけど、自分の行いこそが正しいと思う主人公が哀れだった。

    -交霊会-金色の風-迷宮の松露-甘い生活-未事故物件-ホテル・カイザリン-孤独の谷-老いた犬のように-

    2024/04/04 読了(図書館)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.04

  • とみこ

    とみこ

    ホテル・カイザリンの物語かと思っていたけど、「ホテル・カイザリン」のお話と他7つ、全く毛色の違った全8篇の短編集。
    どのお話も読みやすく、展開が気になり、ついつい読み進めてしまう面白さがあった。
    好きだったお話は「金色の風」と「迷宮の松露」で、海外の雰囲気をイメージしながら、前向きな気持ちで読み終われる感じが好きだった。
    他のお話も面白くはあったけど、暗い気持ちになるお話で、個人的にはあまり好みではなかった。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.25

  • リトル

    リトル

    読んだことのある話もあったが、全体的にバラエティに富んでいて面白かった。
    「甘い生活」に感情を揺さぶられた。

    投稿日:2024.03.18

  • mach-read

    mach-read

    纏まりのなさに逆に纏まり感じる。
    淡々とつづられる物語。
    ヒヤッとしたり、ホッコリしたり、それぞれテイストが違う。
    もっと知りたい、続きを読みたいというところで終わる、絶妙の匙加減。

    投稿日:2024.03.15

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