0
紙城境介, しらび / MF文庫J (3件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
乃木口正
探偵の階級設定だけで涎を垂らす人間にとっては、それだけで大満足の作品。『最強の劣等生』系の変奏とも言えるが、主人公の成長過程も好もしい。論点のすり替えや人格攻撃による論破を打ち破る展開は作者の描きたい…真実が見えてくる。推理小説好きの中でも、論理の積み重ねを好む読者に刺さる作品だ。 未読の読者への忠告としては、推理小説における手掛かりとはミスリードであることを忘れてはならない。その一言に尽きる。続きを読む
投稿日:2023.12.13
らいら
探偵学園に入学した、探偵王の養女・詩亜と犯罪王の孫・未咲を中心に推理を繰り広げる、本格ミステリー作品。全体的に、ミステリー感とラノベ的なラブコメ感がうまいこと調和しており、とても面白かったです。 特に…、推理シーンにおける煽り方が最高。 後、個人的には挿絵の使い方に感銘を受けました。最後の挿絵は、かなりガン見してしまったよ。 ただし、本格ミステリー作品として見ると色々と粗を感じた所もありますが、次巻からも楽しみです。続きを読む
投稿日:2023.08.20
風見鶏
面白かった。学園ものミステリー風味ラノベ。犯罪王の死によって犯罪が増えた世界で重要視されるようになった「探偵」を育成する学園で起きた事件とかの話。主人公が犯罪王の孫、ヒロインが探偵王の孫という設定…が対になっていていい。 話と事件自体は序盤ということもあって小手調べな感じ。めちゃくちゃ猟奇的な死体装飾された殺人事件とかそういうのは起きない。 出てくる女の子が皆それぞれ違った感じにかわいくて好きだった。 ヒロインが絶妙なポンコツ具合で更にかわいい。作中、話の都合とはいえやられっぱなしだったのでめちゃくちゃ有能で優秀なヒロインという設定なのにそうは見えなかったところはとても残念。有能なところをばしっと見せて欲しかった。でも本当にかわいいし、一巻なので主人公を目立たせるためには仕方ないところもある程度あるかなと。今後の展開で今度はヒロインが主人公をばしっと助けてくれるシーンとかあったら最高だなーと思う。 主人公も変に気取った感じがなく、やれやれ……系でもなく普通に女の子にどぎまぎしちゃうようなところがあって好感が持てた。 ラノベはすく打ち切りになるのでどうかなと思うけれども売れて続きが出てほしいなあと思う。主人公とヒロイン、二人で本当の殺人事件に挑むのとか見たい。 アニメにも映えそうでいいのではなかろうか。続きを読む
投稿日:2023.07.09
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。