【感想】ジャックと豆のつる

ジェイコブス, 木下順二, 瀬川康男 / 岩波書店
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • いとうくん

    いとうくん

    小さいころ読んで衝撃を受けたので再度購入。

    「ジェイコブスの名著『イギリス民話集』から,表題作の他,「三びきのこぶたのはなし」「三びきのくまのはなし」「親指トムのはなし」「巨人たいじのジャック」など40余編を,独特の語り口をいかした翻訳で贈ります.」
    とのことで、この独特の語り口が衝撃を受けたのでした。

    フォクス氏の若干のグロ表現と、とうしん草のずきんの「肉料理に塩がたいせつ」は一生頭から離れないと思う。
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    投稿日:2013.09.12

  • フリント船長

    フリント船長

    イギリス(アイルランドを含まない)の昔話、木下順二訳。
    話自体は全部知っているものだったが、それだけに 翻訳が違うとここまで違うということに驚かされた。個人的な好みからすると、本書は訳者の色が出過ぎであると思う。昔話は本来おもしろいものなので、そのままさしだしてくれるだけでいいのだが。
    また、声に出して読むための文章でないのも意外だった。劇作家なのに。『かにむかし』のリズミカルな響きとはずいぶん違う。このままでは、素話のテキストとしては使えないだろう。
    さらに、「訳者の流儀」ではすまされない重大な違いがいくつかあってすごく気になった…。(だが原典に当たるほどの気はしない。)
    知らない話だったら楽しく読めたのだろうが。感想をひとことで言うと『違和感』だ。
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    投稿日:2012.04.10

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