【感想】日本の装束解剖図鑑

八條忠基 / エクスナレッジ
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 1397195番目の読書家

    1397195番目の読書家

    枕草子に出てくる汗衫がどういうものなのか知りたくて購入しました。

    全ページでフルカラーイラスト。
    イラストも表紙のとおりの綺麗なタッチで統一されていて、どのページも見ていて飽きません。

    古代から現代までを追うので、例えば「前代の平服が次代の礼装」になっていく流れが掴めます。
    本編が100ページ位で、イラスト主体で文章も要点を押さえているので、全然詳しくない分野でしたが楽しく読み切れました。

    あえて言えばインナーをどういう順番で着用するのか記述があると、束帯などは分かりやすかったかとも思いますが、最初の1冊としてはこれがベストなのでしょう。
    文様についても簡単に触れているので、別の本で更に調べてみたくなりますね。
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    投稿日:2023.03.14

  • まんまる

    まんまる

    美しいイラスト。何時間でも眺めていられる。
    古代の衣装から現代まで網羅しているので、物語を書くのに便利。

    投稿日:2023.02.07

  • なー

    なー

    このレビューはネタバレを含みます

    「日本の」とうたっているだけあって、その昔だけでなく明治以降の記述も充実。令和の即位式までフォローされています。
    毎年毎年、時代設定が変わる大河ドラマ。衣装方の皆さんは、さぞご苦労してるんやろなー。そもそも時代考証もさることながら、物理的に「保管場所」って巨大じゃないの?

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    投稿日:2022.06.30

  • hazel8483

    hazel8483

    「解剖図鑑」シリーズ大好きですが
    これはまたスゴいなぁ!

    単純に有職故実の知識を得る資料でもあるし
    かっちりした絵で図解してくれているから
    漫画やイラストで描くときの参考にもなる。
    その部分をどういう名称で呼ぶかもわかるので
    小説を書く人にとっても役立ちそう。

    水干の袖口の紐は飾りと思ってましたが
    「袖括の緒」と言って「そで」を「くくる」
    つまりキューっと絞って使うものだったのね。
    他にもいろいろ楽しく学べました。
    続きを読む

    投稿日:2022.05.02

  • 雑食

    雑食

    作画資料として購入。

    図が既にイラストなので絵として落としやすく、
    非常に見やすい。

    甲冑や伝統装束の部位の名前がひとつひとつ丁寧に記載されているので、後で調べやすいのも◎

    投稿日:2022.05.01

  • maruiwan

    maruiwan

    冠のかぶり方 が面白かった。

    奈良時代〜
    髪を上に結び(髻もとどり)、
    巾子(こじ。髻を入れる)をかぶせ、
    布で包んで結ぶ。

    平安時代中期〜室町時代
    巾子と冠が一体化。
    髻を冠に入れて、
    簪(かんざし)を冠と髻に刺して固定化する。

    江戸時代
    月代(さかやき)の髪型で髻が小さくなる。
    冠の固定には懸尾(かけお)を使うように。
    簪は形式的に残る。

    明治時代
    髻を結わなくなる。
    冠、簪、懸尾は残る。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.02

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