【感想】墨のゆらめき

しをんさんのエッセイみたいに可笑しくて(褒めてます)、登場人物のキャラが全員面白過ぎ。でもホロリとさせられて、ついでに書道に対する興味がめきめきわいてきた。
知人の書道展に誘われているのだが、
行って…しまいそう。続きを読む

実直で人当たりが良く、控え目なホテルマンと、イケメンで自由気ままに見える謎の書家の軽妙なやり取りが面白くて、一気に読める。
全然共通点が無いのに、波長が合い、まさに相棒のような2人の今後も知りたくなる…ような、読後感が温かい作品続きを読む

推せるコンビ！！
2人のキャラが、いい感じ！
テンポ良く読めるし、楽しめました。
続編があればいいなぁ。

軽いノリで話が進んでいき、どんどん読めてしまった。軽妙なセリフや語り口はこの著者の魅力で、その意味では三浦しをんワールドを味わえる。
三浦しをん作品が好きなので敢えて言うと、ちょっと軽すぎて勿体無いよ…うな気がする。生きざまとか書の道という、深いテーマを扱っているので、もう少し重厚な描き方にしたらより一層読み応えのある小説になったかも。続きを読む

三浦しをんさんの作品、初読みでした。温かい気持ちになりました。
表紙を見て墨繋がりで砥上裕將さんの『線は、僕を描く』が頭の中に浮かびましたが、その印象とは異なるジャンルでした。
遠田さんとチカの関係性…良い～相棒関係のその後がいつか読めるかな…続きを読む

久々に三浦しをんさんの小説を読んで、やっぱり好きだなぁと思った。知っていそうで知らない世界を丁寧に描いてくれるので、読後に世界を見る目が変わる感じ。これがいいんだよね〜