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吉川ひなの / 幻冬舎単行本 (4件のレビュー)
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みみなり
幼少期の経験が壮絶で、一気に読みました。 自分を曝け出すことはとても勇気がいることだと思う。そして、同じような経験を持つ人へ勇気を与えてくれるのではないかと。本を書きながら母親への感情を整理したのかな…。最後のレターにグッときました。続きを読む
投稿日:2023.11.27
ortensia
ひなのさんが、他界したお母さんへの想いを綴った一冊。 お母さんは、とても感情的で身勝手な人だったという。気分の浮き沈みがはげしく、子どもへの八つ当たりや体罰は当たり前。宗教にものめり込み、ひなのさんは…いわゆる「宗教二世」としても苦しんでいたのだとか。ひなのさんが芸能界で働くようになってからは、お金の無心も続いていたという。 いまでこそ「毒親」という言葉が取り沙汰されるようになったが、当時は「ふつうの親」でないということもわからないまま、ただただ母親の顔色を窺って生活する日々だったそう。その母親が8年前に病気で他界したけれど、彼女はすぐに母親について冷静に考えたり人に話したりすることもできず、ようやく今になって思いを綴ることができるようになったという。 子どもは親を選べず、それがどんな親であっても「愛し愛されたい」と願っている生き物。ひなのさんの、ただただ当たり前の愛が、家庭が欲しかった、という気持ちが痛いほど伝わってきて、とても切なかった。華やかな活躍の裏でこんなに孤独で辛い思いをしていたなんて、本当に、人は見た目だけではわからないものだと思う。 前作のエッセイ『わたしが幸せになるまで』でも、ハワイでのナチュラルな暮らしぶりや、オーガニックやエコ、自然なものに対する考え方にとても共感したけれど、今回もまた違った意味で、すてきな人だなと思った。続きを読む
投稿日:2023.11.20
寧華Yasuka@大企業本社
宗教二世、流産、妊娠中の心の声ダダ漏れ、輸血禁止、親子関係など、ひなのちゃん大変だったんだね…ハワイでハッピーな5人生活を過ごされていますように
投稿日:2023.08.15
mmm
このレビューはネタバレを含みます
ひなのちゃんとひなのちゃんのお母さんの事が語られた本。恵まれた環境で育ってこられたのかなと思っていたので、とても意外で、興味深く読んだ。 ひなのちゃん自信は「毒親」という言葉はあまり好きでなくそうも思いたくなかったそうなのだけど、読んでいたらひなのちゃん母はそれに当たる・・ これまでどう向き合ってどう乗り越えてきたか、が語られていた。3度の妊娠・出産に関しても詳しく綴られていた。ひなのちゃんらしい飾らないリアルな言葉なのでするすると読めた。 気になった箇所 わたしってもしかして、自分ととっても仲良しなのかもしれまん。東京出張中、いつものホテルの部屋で目覚めたわたしは、ふとそう思って嬉しくなりこれを書いてる。 なんでそう思ったかというと、わたし、自分のペースで生きていることが何より好き。会いたい人には会いたいと伝えて、相手も会いたいと思ってくれたらもちろん一緒に食事をしたりするけど、でも基本的には仕事以外の時間を一人で過ごしているのが好き。自分のペースで買い物に行ったり、原稿を書いたり、食事に行ったり。 なんかそれってさ、もしかしてわたしって自分自身とすごく仲良しだから、あえて誰かに声をかけず一人で食事に行ったりするのかなと思ったら、なんか嬉しくなった。
投稿日:2023.07.13
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