【感想】渦の中へ

あさのあつこ / PHP研究所
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
0
0
4
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Hiro

    Hiro

    シリーズ最新作。前作の最後で錺職人の新吉と所帯を持つことになったおいち。引き続き石渡塾の開塾準備に追われつつ父松庵のもとで医者になるための修業を続ける。
    おいちの祝言の最中,大店の油屋浦之屋で食あたりがあり店の人間の大半が苦しんでいるという知らせがあり松庵から石渡明乃から兄の十斗からおいちに至るまで医療従事者が根こそぎ駆けつける騒ぎに。幸い重篤な症状に陥る人はおらずひとまず解決したかに見えたが,その後主人の幼い一人息子の乳母が自分が味噌汁に毒を入れたとして死んで責任を取るという遺書を残して毒を飲んで自殺する。更にその後,浦之屋の主人が店の庭にある蔵で上から落ちてきたものに頭を打つ事故が起きる。たまたま近くに来ていたおいちの応急処置のお陰で命は取り留めるが,なかなか回復せず周りを心配させる状況に。その事故の際に蔵のそばで目撃されたのが,おいちの住む菖蒲長屋の元住人の已助で,本人の自供もあって,浦之屋の毒入り味噌汁事件も含めての真犯人とされてしまう。しかしおいちは已助の人となりを知っているだけに犯人とは信じられない。已助の仕置は死罪と決まり,執行の日が迫る中,真相を明らかにすべくおいちや仙五朗親分が奮闘する。続きを読む

    投稿日:2023.10.19

  • marumaruchan

    marumaruchan

    このレビューはネタバレを含みます

    お饅頭六個食べたり、酢を飲んだりするおいちに胸やけしちゃいそう。無茶せず健康な赤ちゃんを産んで欲しい。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.07.29

  • Persimmon

    Persimmon

    シリーズ第6弾。

    今まで通りの松庵との日々に加え、新吉との新婚生活や、石渡塾などてんこ盛り。
    真っ当すぎるおいちが重く感じるが、伯母のおうたの小言が良いアクセントになっている。
    ただ、おうたと松庵とのやり取りも一つの決まり事なのかもしれないが、少しくど過ぎる。

    次回はおいちも身二つとなり、新たな展開になるのだろうか。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.27

  • shifu0523

    shifu0523

    このレビューはネタバレを含みます

    ミステリ+女性教育。
    若い女性へのエールを描く著者の姿勢はぶれない。でも、声高に言い続けなければならない現実が辛い。

    男女に関係なく、志のある者がその思いを全うできる世の中であってほしいのだが。

    ただ、著者の持ち味である軽口の応酬が最近くどく感じられるようになっていて、読み進めるのが少ししんどかった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.06.18

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。