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櫛木理宇 / 集英社文芸単行本 (40件のレビュー)
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あゆみ
お、重かったです。辛かったです。 でも、ノンストップで読んでしまいました。止められませんでした。 私、特に理由もなく、性善説を信じたくて、 そもそもみんないい部分はあるのに、育った環境でどうとでも変…わってしまう。でも実は奥底の底の根っこの部分は優しいものが残ってるって、信じたいんだけど。 よく分からなくなりましたね。 読みながら自分の考えが一転二転して、もう、よく分からなくなりました。 実際にこんなことって、あるの? なんでそんなことができるの? って理解できなくて、それは私が恵まれてるからかな… 実際にこういうことが日本で世界できっと起こってるのかな… つら…つらすぎる 夜も寝る前にずーーっとなんだか気分がスッキリしなくて、ものすごく影響されてしまいました。 もう二度と読みたくないけど、一度は読んで良かったなと思いました。続きを読む
投稿日:2024.03.03
ともりぶ
このレビューはネタバレを含みます
重いテーマだったが引き込まれた。不良少年と子分の事件と思ったらとんでもない大人の悪行だったし、この地域の設定に戸惑った。
投稿日:2023.12.29
gemi
やはりハズレのない櫛木さん。櫛木作品との出会いは「世界が赫に染まる日に」。装丁は印象的だったが、正直内容はまぁそこまで印象に残ってなかった。その後「FEED」の改題「少女葬」でそのグロ描写と息苦しくな…るような閉塞感に激ハマり。それから「寄居虫女」や「赤と白」「チェインドッグ」の改題「死刑にいたる病」「殺人監禁依存症」ですっかりその世界観のファンに。最近では「氷の致死量」や「老い蜂」「209号室には知らない子供がいる」「鵜頭川村事件」を読んだ。やはりハズレなし。すこし作風が違うように感じてあえて読んでいなかった「ホーンテッドキャンパス」のシリーズも読んでみた。 と、過去作のお話はこの辺にして、今作は「少年籠城」とのタイトル。今までのタイトルに比べて面白そうとは思えない。だがそれは読むと覆される。舞台は地方の温泉街。脛に傷のある者たちが引き寄せられるように集まる泥首。子供がいなくなっても誰も気に留めない。学校にも通えず戸籍も不明瞭。識字率も低い。そしてそんな土地柄には特殊な性的嗜好者もいる。そんな街で育った司と幾也。2人は成長し、司はこども食堂を継いだ。幾也は警察官になるも自己肯定できない。そんなある日、河原で男児の惨殺遺体が見つかった。疑われたのは15歳の少年、当真。当真札付きのワル。職質した警官を傷つけ、銃を奪い子ども食堂に立て籠る。ここでタイトルを思い出す。この籠城の結末は?犯人は当真なのか? 率直な感想、現代日本にもこんな地域や現実があるのだろうか?私が知らないだけなのか?バックパッカーをしていた頃にアジア諸国を周った。その時に見た光景に似ている。ここまで露骨ではないにしろ、未だにこども食堂とかあるのはその問題が残っているからか。昨今キックバックで叩かれつくしている行政に期待できるのか?子供からしたら大人の不甲斐なさを感じずにはいられないだろう。櫛木さんの社会派作品でもっと問題提起して欲しい。続きを読む
投稿日:2023.12.22
ルカルド
考えさせられる作品でした。 ストーリーは、サクサクと読み進められました。 社会問題とその背景をうまく描写しており、 自分の見えていない世界、境遇を垣間見た気がしました
投稿日:2023.12.16
咲夜 永夢
終始緊迫感があった。 行き場のない人達が集まるとこにある、食堂で起こった籠城。 貧困や、住所がない子供たちが読んでいてつらくなる。 とてもいい、1冊でした。
投稿日:2023.11.25
とまと
貧困が生んだ事件 子供たちが必死に生きようとする逞しさ それを無残に踏みにじる壊れた大人 最後はハッピーエンドと言えるのかな
投稿日:2023.11.19
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