【感想】背高泡立草

古川真人 / 集英社文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
0
1
3
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ぷり之介

    ぷり之介

    普段使っていない納屋の雑草を親族総出で刈り取る物語。ただそれだけなら物足りなかっただろう。だが、物語の合間に、納屋がある場所で起きた過去の話が挟まれており、とても味わい深い物語になっていた。芥川賞を取った表題作の他、1作収録。続きを読む

    投稿日:2024.01.18

  • Yoshiee

    Yoshiee

    おそらく本書の良さを正しく理解出来なかった読者の一人。不快感がある訳では勿論ないものの、カットバックで行き来するもう一方のストーリーの意図が飲み込めず最後まで読み進んでしまった。芥川賞作品なので自分の読解力がないことにやや落胆をします。続きを読む

    投稿日:2023.09.23

  • ク~

    ク~

    このレビューはネタバレを含みます

    芥川賞受賞作。

    今は空き家となっている母の実家へ、草刈りに行く。
    母の姉と兄、従姉妹(伯母の娘)と5人で。

    その様子と、母の実家に関係する人などの昔の物語が錯綜して描かれている。

    家族の何気ない日常がテーマなのでしょうか…わからない…。芥川賞…わからない…。

    小説読了189冊目。ブクログ内で。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.06.29

  • 和坂林太郎

    和坂林太郎

    本作は、芥川賞を受賞した著者の代表作で、母の
    実家に残る納屋の周りに生い茂った草を刈るために、長崎のある島に向かう話で、親戚一同が草を
    刈るためにその島に集まる。
    なぜ、草を刈るのか、その納屋の歴史、家族の歴史が読んでて、心地よく物語が進まれていく。
    家族のルーツ、歴史を知ることが実に大事かと、あらためて実感しました。
    文章で描かれている、長崎の島が、自然に頭の中で、再生されて、文章の表現力にもビックリしました。あと、方言ですね。九州の言葉がここまで、私の脳裏を刺激するとは思いませんでした。
    とても、心地よい雰囲気になりました。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.19

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。