【感想】アオサギの娘

ヴァージニア・ハートマン, 国弘喜美代 / ハヤカワ・ミステリ
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 2.7
0
0
2
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 羊さん

    羊さん

    スミソニアン博物館に鳥類画家として勤務するロニのもとに、歳の離れた弟から、実家で一人暮らしをしていた母親が手首を骨折して入院しているとの連絡を受ける。母親は、認知症のようだとも言う。介護休暇を申請して実家に戻ったロニは、母親の日記や手紙を読むうち、子どもの頃に事故で亡くなった父親の死の真相を探り始める。

    当時10歳だったロニ、赤ちゃんだった弟。父親や母親への思いは微妙に違う。若い頃の知り合いと再会しながら、当時の状況を探るロニ。真実に気づいてからは一気にサスペンス感が加速していく。ミステリー風味の家族ヒストリーかな? ロマンス風味も少々。
    スミソニアン博物館でもダウンサイジングの傾向にあるのだと、別なところにも反応してしまう。

    続きを読む

    投稿日:2023.08.11

  • take9296

    take9296

    スミソニアン博物館に勤める鳥類画家のロニは、認知症を患う母の介護のため、故郷のフロリダに帰ってきた。母の荷物を片づけていると、「ボイドの死についてあなたに話しておかなくてはいけないことがあります」という謎めいたメモを発見。父ボイドは25年前に沼で不審な溺死を遂げ、その名は家では禁句になっていた。かつて観察眼に優れたロニを、アオサギに宿ってすべてを見渡す沼の女王にたとえた父。当時のことを探り始めたロニに思わぬ危険が迫っていた……沼地に隠された悲劇と家族の絆を描く傑作サスペンス。

    細部まで行き届いた、鳥、植物の描写が印象的。ミステリとしては?

    ポケミス、一冊税込み約3,000円。図書館で順番を待つことにしました。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.04

  • yoshi1004

    yoshi1004

    ワシントンから故郷フロリダに帰った娘が、認知症の母や敵対的な弟の妻、さらには封建的な故郷の人々との関係に翻弄されながら25年前に死んだ父親の真相を追うというもの。
    全編が一人称で書かれていて、ミステリーやサスペンスの要素は少ない。しっとりとしたのが好みなら好きかも。私は退屈だった。続きを読む

    投稿日:2023.06.18

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。