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久住太陽, 杉浦理史&Pita, 伊藤隼之介(原作:Cygames) / 週刊ヤングジャンプ (2件のレビュー)
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タカツテム
強者ばかりがひしめく天皇賞(秋)。その強者がウマ娘を意味しているのはいつもの事だけど、今回はそこにトレーナーの意味も加わっていそうな オグリを指導する六平は言うに及ばず、ヤエノムテキを導く師範代も強面…な人物 けれど、人一倍の想いを込めて舞台に向かう奈瀬が絡む事で人間ドラマも面白い様相を示してくる 親の七光りと言及されるを嫌い、一度はトレーナー業を辞める事すら考えていた彼女。それを踏み留まったのはスーパークリークの存在有ってこそ そのような想いを抱えているからクリークが栄冠を掴めるように全力でサポートする。その姿勢は彼女を強者と示すもの レースに向けた様々な仕込みを終えての本番。誰もがレースに集うのは強者ばかりと理解している。だから本番でも相手にも自分にも仕掛けを打つ このレース模様、最も準備を重ねただろうメジロアルダン目線で語られるからこそ面白く映るね というより、トップを争うそれぞれが全く異なる戦略でレースに挑んだものだから、ライバルがどのように走るかを想定していたアルダンの分析が面白く映る印象 その意味では早々に想定外の行動を取ったクリークはダークホースとしてレースを掻き回す役割に 誰もが上手くレース運びが出来ない焦れったい局面。だからこそ、意表を突くように怪物としてのオーラを纏いだしたオグリに興奮させられるし、それに感化されたヤエノムテキが殻を破る様は強者ならではの現象といった所 また、オグリは“領域”へと自在に至る術をようやく身に着けたようで。これまでは強者との死闘の中で自然に入域するものだったそれを条件付きとは言え会得したとなればオグリが更なる強者になるも同然 …だというのに、オグリの“領域”もヤエノムテキの先の先もアルダンの分析をも上回ったのがクリークの支配力とは予想外だったよ! 特に驚きだったのはクリークが“領域”を捨てていた点か。最近のシンデレラグレイにおいては強者の仲間入りの条件下のように扱われていた“領域”。それを使わずにレースを征するなんてね…… クリークと奈瀬のコンビが勝ち取った栄冠。その尊さがこの巻でしっかり描かれているからこそ感動できるラストだったよ 一方で、強者である点は変わらない筈なのに、今回はぱっとしないレースに終わったイナリワン。前々からムラッ気の強いタイプと評価されていた彼女。今回のようなレースが続くようなら先はないけれど、果たして… また、持てる力の全てを出し切った筈なのにクリークに敵わなかったオグリはこれからどうするのか……続きを読む
投稿日:2023.07.04
マリンバ⋈
相変わらず迫力ある内容だけど、少し箸休めという感じもした。まあこれまでの水準が高すぎたので、問題にはならないのだけど。
投稿日:2023.06.28
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