【感想】初心~鬼役(三十三)~

坂岡真 / 光文社文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • gocci

    gocci

    鬼役33巻目。
    御役目は引退し卯三郎に継いだけど何だかんだで自分で解決してる、そしてやはり影鬼になったとしても強い。
    何だかだんだん徳川の世が怪しくなってきた感じがすごいするし
    水戸藩侮れないなと思いながら読み進んだ。やっぱり最高ォ続きを読む

    投稿日:2023.09.27

  • Reo

    Reo

    やはり伝衛門亡き後 寂しい気がします。
    若手の時代到来。

    しかし ちと蔵人介が親ばか傾向、跡継ぎの仕事に心配しすぎ。
    時が経つとはこういうことかと思わずにはいられないが、自作が待ち遠しいです。

    乃さま 元気なのがなにより。続きを読む

    投稿日:2023.09.22

  • 浩太

    浩太

    養子に家督を譲り毒味役から退いたので、養子の物語になるかと思ったら違ったようだ。
    中奥の炭置部屋が居場所で「小姓頭取格奥勤見習」というよく分からない立場。本の帯には「影鬼」とあるが、今回の内容では、明確な指示は無く勝手に動いているよう。
    タイトルの「初心」は養子に初めて下された密命について。その密命に疑問があり、養父の蔵人介が調べて更なる不正を見つけるもの。過去には反発して指示者に牙を向けたものだが、と思ってしまう。
    もう一つの内容は水戸の徳川斉昭に反発勢力が、斉昭を破滅させるために罠を仕掛けるもの。ミイラの頭頂部を削いで薬にするそうだが、これを新生児にすると効果が増すということで、妊婦の腹を割き新生児をミイラにするという凄惨な場面が出てくる。お告げにより蔵人介が解決するというオカルト的な内容。
    まだ、今後も蔵人介の活躍が続くようだ。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.20

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