【感想】日本最後のシャーマンたち

ミュリエル・ジョリヴェ, 鳥取絹子 / 草思社
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あずき

    あずき

    東北北海道沖縄のばーちゃんたちの人生が過酷すぎる。東京編になってから結構読み飛ばしてしまった。あと200年くらいしたら霊のエネルギー体みたいみたいなものが物理的に観測されたり証明されたりするのかもしれん。昔の人が病気を祟りとか呪いって思ってたみたいに。続きを読む

    投稿日:2023.06.18

  • ゆまち

    ゆまち

    東北のイタコ、沖縄のユタ、タロットリーディングやヒーリング、アイヌ…様々なシャーマンたちに、著者が出会い、取材する。
    イタコなどは基本厳しい修行を積む必要があったり、なかには修行らしい修行をしないでシャーマンになる道を辿ったり。
    様々な興味深い話が記載されており、見たことのない世界を、著者を通じて垣間見ることができた。
    分類としては民俗学本に本書はあたるだろう。
    特に興味深かったのは、俗世に生きている身からしたら神秘的と思える生き方をしている彼らは、ほとんど全ての人が我が子にこのような苦しい道を辿らせたくはない、シャーマンになりたかったのではなく、ならざるを得なかったのだということだ。
    面白いことに、詳述はしないが、本書を通じて良い出会いもあった。
    シャーマンについて、興味が尽きない一冊だ。

    以下備忘録がてら目次をば。

    第1部 イタコ(東北のイタコ;盲目の女性たちの悲しい運命 ほか)
    第2部 沖縄(霊魂「商売」;新納和文さん、ユタ(五一歳) ほか)
    第3部 東京ほか(鶴見明世さん;マリア―魂の傷を治す ほか)
    第4部 北海道(アシリ・レラ―平取のアイヌのシャーマン)
    結論 最後のシャーマンを称えて
    続きを読む

    投稿日:2023.06.05

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