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池上彰 / 日経BP (22件のレビュー)
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コプ眠
東西冷戦時代のスパイから、つい最近の出来事まで網羅しているスパイ入門本。でも、時代も人も多岐に渡り、はっきりいって基礎知識ないと読むのが難しいです(ちょっと辛かった)。時代や地域別に3冊位にしてくれて…、こどもニュースくらいかみ砕いて書いてあったら、私には読みやすかったかな。 この本ではCIAが失敗ばかりでダメな組織でした。そして、アメリカのイメージが変わりました。続きを読む
投稿日:2024.06.04
Yoshiee
限られた紙面でコンパクトでありながら著者の得意とする解りやすい説明が尽くされている。イラク vs イスラエルの緊張関係も含めて「スパイ」活動だけではない世界感を持つことを助けてくれる良書。暗殺が罷り通…るダークな、非民主的な国家が存在すると考えてる一方、今更ではあるが、表向きは民主国家とされる国々でそれに負けないぐらいに非合法的な行為が積み重ねられてきた歴史は正しく理解されないといけないと感じた。続きを読む
投稿日:2024.04.20
黒猫
インフォメーションとインテリジェンス。インテリジェンス、身に着けたいね。レベルが低くてもいいから。 しかしニュース関係の本を読むと、「ほとんど誰とも友だちになんかなれない」と思うな。 反共か…。宗教・…思想で動くというのは、お金目当てがかわいく思えるほどに、おそろしい。続きを読む
投稿日:2024.02.01
鹿の子
世界の平和が、世界のパワーバランスに委ねられている。そこにスパイが暗躍する。世界の警察と教えられてきた米国も然り。ソ連、今のロシアはもとより中国も。世界の中で一流のスパイ組織を持つ国である英国も然り。…イスラエルとアラブ諸国の関係は、大国の利害と疑心がより大きな犠牲を招いた。ウクライナもチェチェンも大国ロシアの保身。 日本がアメリカにくっついているだけではいつか世界の大きな渦に巻き込まれる。スパイ天国と言われる日本だからこそ、平和の仲介役になれたらと期待したい。そうでないと、世界が破滅の道に進んでしまう。 この本で書かれているよりももっといろいろな葛藤があり、平和を願う気持ちもあったはずと思いたいが、この本から世界の歴史の裏側が見えてくる。続きを読む
投稿日:2023.12.06
タマセツ
過去の世界の戦争、内乱、権力者交代など含め余りにも米国のCIAが絡み、自国(資本自由社会vs共産・社会主義)を優先させる工作を企てていたことに驚愕する。「世界の警察」とまで言われた米国の話は偽りが多く…、この書によるとほとんどが「裏偽装」で仕組み、大国である米国、米国企業の優先(保護)を諮った工作も多くあった事実には改めて驚愕する。然るに日本のサイバー対策(戦争)は国内のセキュリティーにも頻繁に不備があることからも知識・技術も低い(北朝鮮よりも低い)と米国は評価、サイバー対策、スパイ対策などいざという時に日本は完全に丸裸で戦うような国になってしまっているのは悲しい。続きを読む
投稿日:2023.10.18
beiraine
極上のサスペンスでも読んでいるような気分になった。 それにしても巻末に掲載されていた参考文献の多さにびっくり。 教養とか別にして読んで損の無い一冊。
投稿日:2023.09.04
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