【感想】感性でよむ西洋美術

伊藤亜紗 / NHK出版
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • しば

    しば

    ルネサンス前後の絵画を中心に解説をしてくれる本。
    昔の絵画についてあまり知らなかったので、ためになりました。
    他の比較しながら説明をしてくれるので結構わかりやすいです。

    投稿日:2024.03.18

  • みずあそび

    みずあそび

    西洋美術の流れを大まかに伝えてくれる。要所を押さえているので分かりやすい。芸術の持つ一つの意義を提示してくれる。

    投稿日:2024.03.14

  • だい

    だい

    『感性でよむ西洋美術』
    とあるが、この本を読んだからといって、すぐに作品が伝えたいメッセージを読み取れるようになるわけではない。
    ただ、この本では古代から続く美術史を概説するとともに、各時代の作品の特徴を社会的背景をもとに読み解いていくもので、学生時代まったく世界史に興味がない人間でも、明日から美術館に行きたくなる本だった。

    第1章の冒頭、美術史は「神々の時代」→「キリスト教の時代」→「人間の時代」と変遷していった旨の話があるが、果たしてピカソの様な抽象画が人間の時代の芸術なのか、もはや人間でも解釈できないような時代に来ているのではないかと思った。
    しかし、読み進めていくうちに、この本の締めにもあるが、結局は各個人の絵の受け取りかたで様々な解釈があるという。だからこそ、作品の解釈に正解がないという点では、人間にしかできない「解釈する」という行為ができているからこそ「人間の時代」はこれからも続くのではないかと思う。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.21

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「美術の入門書。
    2500年もの歴史をもつ「西洋美術」。その膨大な歴史や作品を理解するのは至難の業だ。しかし、5つの様式から「大づかみ」で概観すれば、「この時代の作品はこんな感じ」という全体像が見えてくる。キーワードは「感性」。古代から20世紀まで、約40点の名作を鑑賞して、感じたことを言葉にしてみれば、作品理解がぐっと深まる。「ルネサンスはなぜ重要なの?」「マネの何が革新的なの?」「ピカソはなぜ不思議な絵を描くの?」。美術館に行くと、まず解説を読んでしまう鑑賞法から卒業できる、新感覚の美術入門! カラー口絵32ページ。」続きを読む

    投稿日:2023.11.29

  • oshamoji

    oshamoji

    大塚国際美術館に行くにあたり、今まで全く縁のなかった西洋美術について色々勉強していた時に出会った本。
    ギリシャ神話や聖書、画家たちの経歴などを知ることで鑑賞に厚みが出てはきたけれど、この本に書かれてあるような視点こそ、美術鑑賞には必要不可欠な要素だと思う。世界史が好きで、それと結び付けて鑑賞出来たらいいなと思っていた。
    「美術って、その時代を生きた人の感じ方が真空パックされているタイムカプセルみたいなもの」
    史実だけでなく、その時代の人の感性までも感じ取ることができたら、こんな素敵なことはない。次回に美術館に行った時は、前回とは全く違う見方ができそうだ。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.12

  • Book Bar for Leaders

    Book Bar for Leaders

    美学・哲学に対して苦手意識がある方、美術館って敷居が高いなと感じる方におススメの入門書です。

    ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )続きを読む

    投稿日:2023.06.14

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