【感想】ソロバン・キッド

犬飼六岐 / 集英社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 2.5
0
1
0
0
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • きむ

    きむ

    史実を基にされた話。
    戦後間もない東京で、米国の新型電算機と日本のそろばんの計算試合が開催される話。

    残念だった。

    中身が薄すぎた、

    実際のソロバン対決の描写は30ページしかなくさくさくっと終わる。
    260ページ中、半分近く幼少期のリスを飼う話や川泳ぎ対決などに割かれてどうでも良かった。

    実際にあったこの対決ならもっと壮大に上下巻になるくらいの作品にしてもらいたかった。
    海賊とよばれた男 みたいに。

    とにかく残念

    続きを読む

    投稿日:2023.08.10

  • advicekiyomidosu

    advicekiyomidosu

    図書館の新刊から借り受けた。

    時代は主人公の少年が第二次世界大戦前夜とも言える時期から始まる。少年が住んでいたのは映画制作の村である調布。
    時代劇は京都現代劇は調布で作られていた。

    大人になった青年は戦後麻布の逓信省に配属される。
    GHQ主催の、「新しきもの古きもの」の戦いとして、アメリカの最新計算機VS日本のソロバンが、まるで見せ物のように三千人を入れた有楽町のホールで行われる。

    逓信省随一と言われる主人公はライバルで友人と二人で会場に。
    直属の無口な上司は「勝て」と、その上の次官は、「引き分けでもいいが負けろ」という。
    占領国のご機嫌伺いの勝負であった。

    が、実際は正々堂々と4勝1敗で決着がつく。

    そして実際のモデルとなった青年はのちに、カシオの計算機を発明するのだ。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.27

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。