【感想】マルクス・アウレリウス 『自省録』のローマ帝国

南川高志 / 岩波新書
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あんこ

    あんこ

    自省録を3度読み返し
    さらに理解を深めたいと思い読んだが
    人の名前が出過ぎて時たま、ん?誰のこと?
    とはなったがマルクスがどんな時代背景で
    書いていたのかを知れ、
    さらに自省録の理解が深まった
    人名が出てくるところは軽く読み
    他の場所は深く読むという
    読み方をおすすめする。
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    投稿日:2024.03.03

  • バジ

    バジ

    自省録が有名なマルクスアウレリウスとは何者なのか興味を持って読む。
    当時のローマの時代背景や周辺環境、人の繋がりについて詳細に書かれており、マルクスがどのように育ち、何に苦悩したかがわかる。
    かなり詳しく研究してまとめられていて、ローマ史の本としても学ぶことは多い。
    自省録がどのような思いで書かれたのかもよくわかり、また読みたくなった。
    しっかりとした本でありながら読みやすく、タイトルと中身も符合した良い本です。
    ローマの風呂は汚く水道も整備が足りず、川に汚物垂れ流してたのは結構衝撃。
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    投稿日:2023.10.26

  • sekishipumen

    sekishipumen

    哲人皇帝と呼ばれるが、哲学者というわけではない。先帝を模範として統治に臨んだ皇帝。
    戦争や疫病がなければ彼にはやりたいことがもっとあったのではとも思う。

    投稿日:2023.07.13

  • echigonojizake

    echigonojizake

    自省録は有名だし、ローマの歴史の本もあまたある。互いにこういうアプローチの本はなかなかなかった。とてもよい。構成がわかりやすく、彼の思想を育んだ背景を理解できた。時代が彼を欲していたのであり、彼もそれに最大限応えようとした。
    運命を引き受けつつストア派として生きながら、政治のど真ん中の皇帝を務めてきたマルクス・アウレリウスの人間味が伝わってきて、とても読み応えがあった。
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    投稿日:2023.05.27

  • garboflash

    garboflash

    マルクス・アウレリウスの生涯を、著作の「自省録」とともに俯瞰した一冊です。
    マルクス自身は哲学者であった訳だが、その政治は色んなしがらみにより現実に即した従来からの政治の延長上にあったということがよくわかりました。続きを読む

    投稿日:2023.05.04

  • yonosuke2023

    yonosuke2023

    陛下の思想というよりは、その生きた時代の話。ローマは残忍な国家でしたよ、とのこと。風呂も実はたいへん不潔だったようだ。

    投稿日:2023.03.13

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