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相場英雄 / 小学館文庫 (9件のレビュー)
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mukumuku
NHKのドラマガラパゴスを見て、面白いと思い〈震える牛〉〈ガラパゴス〉〈アンダークラス〉3部作を読みました。 世相も反映していて、とても興味深く、どんどん引き込まれていきました。 歩いて歩いてたくさん…情報を集めて、少しずつ犯人に近づいていく昔ながらの刑事田川。 キャリアの樫山とのコンビも最高!! とてもとても面白かったです。続きを読む
投稿日:2024.01.04
2006takahiro
秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。雪荒ぶ現場、容疑者として浮上したのは、施設で働くベトナム人アインである。 外国人技能実習生のアインは、神戸の縫製工場で働きながら…、僅かな収入を母国の家族へ送金する日々を送っていた。劣悪な労働条件に耐えかね失踪。列島を転々として東北にたどり着いた。重篤なガンを患っていた入居者に請われて、自殺を幇助したとの自供を始める。 これで解決か……。捜査官らは安堵したが、ひょんなことから捜査に加わった警視庁継続捜査班の田川信一は、死体の「手」に疑いを抱いた。捜査線上にあがったのは、流通業界の覇者として君臨する世界的IT企業サバンナだった――。続きを読む
投稿日:2023.12.21
nao
久々400頁を超える本を読んだ 介護施設での風景からの大企業を巻き込む壮大な展開に引き込まれた 格差社会、アンダークラス、考えさせられた
投稿日:2023.06.24
マッチ
社会派小説第三弾。 外国人技能実習生の過酷な現実にメスを入れた作品。この手の小説にありがちなものではなく、刑事の丹念な捜査から真実を導き出すという展開。 重厚だけども読みごたえのある秀一な作品だった。
投稿日:2023.05.17
chifuyuk
田川警部補シリーズの最新作で3作目。このシリーズは現在の日本の社会問題を鋭く描いており、すごく読み応えがある。事件とは直接的に関係ない部分の犯人の考え方、分からんことはない。困ったことやよね。さて、日…本が立ち直る日が来るんだろうか・・・続きを読む
投稿日:2023.04.10
ジジ
覇王の轍のヒロイン、警視庁キャリアの樫山さんが出てくる小説ということで、読んでみました。 樫山さんが成長していく姿も良かったんですが、物語の中身が濃すぎてそれどころではない作品だなと思いました。 …特に、人手が足りないから海外から人を呼ぶ技能実習を人件費を切り詰めるために使われる最悪のパターンが出てきて、ああー問題になってるやつやななど、今のコロナ前の社会問題にも切り込んでいて、現実になりつつある日本社会を実感してしまいました。 アンダークラスというのをどういう人たちのことを指すのかおいておいて、一生会社にこき使われるだけ使われて終わる一生というのもアンダークラスといえなくもないし、今の地位を築いている人も犯罪を犯してまでしがみついて生きているという現実をみてもこういう方々も金の奴隷であり「アンダークラス」なのかもしれないなと思いました。 そして、日本は今は決して裕福な国ではないことを実感させられることも多い作品だなと思いつつ、私は今どこの層に属しているのか、上流になったらなったらなったでその地位にしがみつくんだろうか、おそらくしがみつくだろうなぁと思いつつ、今生きてる日本って本当に大変だよなぁと呑気に思いながら本を閉じました。 本当になんとも言えない読後感ではありますが、謎に迫る過程、犯人を追い詰めていくところなど読みすすめるページが止まりませんでした。 続きを読む
投稿日:2023.04.07
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