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浅原ナオト / 幻冬舎文庫 (3件のレビュー)
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伊賀嵐山
ドラマよりもドラマしてる小説 塚森裕太がある日インスタでカミングアウトする。それを知った4人の男女が自身の生活において塚本裕太がより稀有な存在に、ただ4人とも思いは同じく塚本裕太を知りたい。そしてそれ…は塚本自身も同じ ネタバレ一切なしで読んでください続きを読む
投稿日:2024.01.01
堀江
このレビューはネタバレを含みます
本当に本当に感情が揺さぶられた。 登場人物1人1人みんなに共感する。 この本、読むなら今しかない。 塚森裕太、幸せになれよ…
投稿日:2023.03.11
Jasmine
一言で言うと青春群像劇だ、と思った。 高校生・塚森裕太のカミングアウトがSNSという媒体を介して行われることから物語がはじまり、ネットワークを通じて、他者に波紋ように影響が広がる。本作の刊行された…2020年(現代)の若者世代や環境がとても反映されている。 塚森裕太本人と塚森裕太に関係する人々・影響を受けた人々が悩み傷つき、もがいて前を向いていく様が青く瑞々しく痛々しく、それでいて力強い。 第五章の塚森裕太の当事者としての不安や苦しみからの自己否定。そこから再び自分自身を認められるまでの過程は涙を誘う。 願わくば、未来、LGBTがあたりまえのことになり、本作の書かれている物語が、「昔はなんて大変な時代だったんだろう」と思えるような社会になっていて欲しい。 続きを読む
投稿日:2023.02.28
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