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小山薫堂 / 幻冬舎文庫 (9件のレビュー)
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a-symmetry
「銭湯に入って来た時は暗い顔をしていた人も、出て行く時はどこかさっぱりした顔をしている」という内容に納得。 風呂って入る前はめんどくさいけれど、気持ちいいしすっきりするから結果いいんだよなあ…と、しみ…じみ実感。 実家の銭湯を受け継ぐ弟と、壊そうとする兄。 銭湯に救われた女性。 湯の道を極める者と、憧れを抱く定年間近のサラリーマン。 銭湯で絆を繋ぐ親子、夫婦… 結局映画ありきなので、普段の読書とは違う感覚。カットがどんどん切り替わる。 その割に、下手な短編よりは登場人物が見えるのが面白かった。 続きを読む
投稿日:2023.12.10
Jake
きっと映画は笑いもあったろう。小説にしたこの作品は、笑いは起こらず、喜劇の叙述の難しさを感じながらも、銭湯の存続につながるストーリーはとても楽しく読めた。
投稿日:2023.11.21
hituji no shoko
銭湯を軸にした人間模様です。身も心も温まります。「湯道」なるものが在るのかと思いました。家元は薫堂さんですね。
投稿日:2023.11.02
sukonbu
建築家が上手くいかなくなった三浦史朗は、実家「まるきん温泉」の土地を売って儲けようと葬式にも帰らなかった実家へ帰る。 「おくりびと」の脚本家が書く銭湯に関わる人達の物語。 表紙に惹かれて。映画のノベ…ライズのようです。 脚本家の方が日本の入浴文化振興のため「湯道文化振興会」なるものを提言されているそう。 茶道のように温泉の作法「湯道」があるって設定なんだけど、掛け湯の流れ方の良し悪しとか、ちょっとよくわからなくて想像が難しかった。 定番の展開なんだけど文章で読む分にはあまり山場がないというか、盛り上がりに欠ける感じ。続きを読む
投稿日:2023.10.23
ruka
映画が面白そうで、そのノベライズがあると知り先に読んだ。浅い内容だけれどテルマエロマエ的な感じで見たら面白そうだと思った。
投稿日:2023.05.26
てつ
建築家として独立した三浦史朗は、最近、仕事がうまくいかなくなっていた。実家の「まるきん温泉」は父なき後、弟の吾朗が継いでいる。史朗は、時代遅れの銭湯を畳み、マンションを建てる計画を企て、父親の葬儀にす…ら帰らなかった実家を久しぶりに訪れる。 そこで生じる吾朗と史朗の対立、住み込みバイトで看板娘の秋山いづみや銭湯を愛する様々な常連客の人生を楽しく感動的に描くというストーリー。 映画化されるだけあって、ドタバタあり、笑いあり、涙ありという内容。 「湯道」というのは風呂好きの著者か2015年から提唱しているもので、華道、茶道、書道などと同様、入浴にも日本独自の伝統文化、精神があるというもの。 高尚な作法はいざ知らず、お風呂に入るにも最低限のマナーがあること、それにお風呂はゆったり入るに越したことはないということを改めて感じた。 ストーリー自体は途中からなんとなく予測されたような展開で、予定調和の大衆的な作品。 続きを読む
投稿日:2023.03.16
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