【感想】メタバースと経済の未来

井上智洋 / 文春新書
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hopstep

    hopstep

    私には、なぜ、メタバーズに関して大騒ぎする人がいるのか不思議だった。
    本書を読み終え、概略は理解することができた。
    ただし、著者が考えるような未来が到来する可能性はきわめて低いと思う。
    マクロ経済に対する著者の立場はありきたりであり、経済政策にかかわる主張には若干、がっかりした。続きを読む

    投稿日:2024.02.17

  • haru2012

    haru2012

    人類は今から20年以内に、目覚めている多くの時間をコンピュータ上の仮想空間で過ごすようになる。アクセスがより簡単で容易になり、リアリティが増して濃密な体験が可能になる。経済活動のかなりの部分がメタバース内で行われるようになる。

    身体性が不要になって、認知能力だけで暮らせるようになるとして、認知症はどうなっていくのだろうか。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.04

  • 匿名希望

    匿名希望

    このレビューはネタバレを含みます

    メタバースの話題からAIの現状や限界。
    デジタル経済圏やお金の話などメタバースを軸に日本での現状を語る。

    未来のAIで意識をハードにアップロードするという話もあるけど、これは実現が難しいとのこと。
    メタバースが空間的に時間的に現実の世海を超越しコミュニケーションの仕方も大きく変わる。AIでアメリカや中国には追いつけないからメタバースで主導権を握りたいようだけど、主導権を握っても人が性善説に立った正しい使い方をしない絶望的な未来を考えてしまいます。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.03.12

  • カタバミ(趣味垢)

    カタバミ(趣味垢)

    昨今何かと話題のメタバースについて、その概要から経済、社会に与えるであろう影響について分かりやすく解説されています。
    非常に勉強になる内容でしたし、汎用AIを始めとする技術の進歩により訪れる未来については単純に読み物としても面白かったです。続きを読む

    投稿日:2023.02.28

  • nyankoteacher

    nyankoteacher

    世の中の階層化や分断への警鐘がやかましくなると、ルソーが、自由でフラットで個人の尊厳への希求が、社会への実装についての「新しくて古い」アイデアが、流行する。現在は、多くの論者が、技術の進歩によってそれが可能に近づいているという見解を示す。はて?続きを読む

    投稿日:2023.02.12

  • おおた

    おおた

    前半はメタバースやWeb3.0等の概略が非常に分かりやすく説明されていて勉強になった。
    後半はメタバースというよりはAI社会がもたらす未来の経済活動について論じていて、これはこれでAIの潮流が知れて勉強になった。最後の総論はやや強引。
    私も全てがAIやメタバースに取って変わることは無いと考えるが…
    続きを読む

    投稿日:2023.01.04

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