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灰ノ木朱風 / メディアワークス文庫 (3件のレビュー)
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永杜
父の死後、義母と義姉に虐げられる主人公。 義姉に無茶を言われ、出かけた先で 奇妙な現実に遭遇する。 和製シンデレラ? と思って読んでいたのですが ここまで純朴に生きていけるのがすごい主人公です。 出…会った男性は教師としてやってくるし そのうち…な状態になっているし。 生徒と教師とはいえ、よく二人っきりが ばれないものだな、と。 少しずつの恋心。 自分の置かれていた立場が分かり始めたり 義母たちのお金がどうなっているのか分かったり。 きれいに状況が分かってひっくり返った、のですが 最後の最後に、ええ!? と。 これは、どこからどこまでが創造で どこからが現実なのか。 好きな所からどうぞ、でしょうか??続きを読む
投稿日:2024.06.14
いこ
このレビューはネタバレを含みます
月乃ちゃんがいい子すぎて、無自覚に他人を魅了しておる! 魅了使いは別途存在したのに、その相手すら魅了してるし。 ただ月乃のそんな博愛ぶりから、ただ一人へと向けられる恋心か生まれる、その瞬間と過程を見られた読者は幸せだなと思う。 振られてしまった方々には、同情しますが(それでも変わらぬ友情……彼らにしてみれば残酷でもあるかもしれない) 実父の死後、義母義妹(+学園関係者)に蔑ろにされながらもその心を曇らせなかった少女と、彼女の前に突然現れた異国の人フリッツのもどかしい恋愛もの。 フリッツはあやかしの類を狩る者なので、あやかし系の物語でもある。 文明開化を迎えた時代の日本、を思わせる世界観なので、その時代が好きな方にもたまらない話かも。 月乃の足長おじさんことミスターKの正体は途中で「うん、ですよね」と気付くが、それ以上の秘密を当人が、そして月乃自身も(本人が預かり知らないところで)抱えていて、終盤の暴露には驚いた。 また違和感を覚えていたり、怪しいと思っていた伏線も、ちゃんと終盤で回収。 やらかした輩にもきっちりざまあ展開ありつつの両想いエンド、よかったです。 特にエピローグが……あの展開は狡い。 前半はいずれ現実になるだろうが、後半のあの、展開が……泣くよ。 最後の最後に再会とか……もう……!(詳しくは本編にて)
投稿日:2023.01.03
メディアワークス文庫公式
士族令嬢の月乃は父の死後、義母と義妹に虐げられながら学園生活を送っていた。そんな彼女の心の拠り所は、学費を援助してくれる謎の支援者・ミスターKの存在。彼に毎月お礼の手紙を送ることが月乃にとって小さな幸…せだった。 ある日、外出した月乃は異形のものに襲われ、窮地を麗容な異国の男性に救われる。ひとたびの出会いだと思っていたが、彼は月乃の学校に教師として再び現れた。密かに交流を重ね始めるふたり。しかし、突然ミスターKから支援停止の一報が届き――。続きを読む
投稿日:2022.12.22
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