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斎藤環 / 角川新書 (14件のレビュー)
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総合評価:
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うさみ
面白かった! 健全な自己愛を育むことの何と困難なことか。 自分自身が本作で言う所の自傷的自己愛で長年悩み、根深い自己否定、嫌悪を抱えながら生きてきた。 だからこそ刺さる部分が多くあり、これからの人…生では、少しずつでも健全な自己愛を育てていくことが出来るかもしれないという希望が持てた。 ''自己愛とは、自分が好きという感情ではなく、 自分が嫌い、自分がわからないという感情も含まれる。自分自身でありたいという欲望の事である。 成熟した自己愛を構成する要素には、自己肯定感のみならず、自己批判、自己嫌悪、プライド、自己処罰といった様々な否定的な要素までもが含まれる。" 続きを読む
投稿日:2024.03.24
ふゆ
自己愛って持っていてもいいんだ、無くすことはできないんだ。 刺さる言葉が沢山あって、メモ取った。 またしばらく経ったら読み返したい。
投稿日:2024.02.09
rururu
自分が良く落ち込む理由、「プライドが高いが自信が無い」について語られた(考察された)本だった。 病気では無いし、これを読んで治るとかそういう本では無い。しかし、自分の状態がラベリングされて、少し客観…的に見られた。続きを読む
投稿日:2023.08.05
yuk
すべて自分に当てはまると思って読んでいるわけでもなく、でも、自分に該当する側面はちらほらとあるので、読んでいて少し平静でいられないところある。周りのひとについても。 とくに、最終章の「健全な自己愛を育…むために何ができるか」。病んだひとを多く見てきたひとならではの言葉。続きを読む
投稿日:2023.07.23
アシウラ
著者の別の書籍を読んだことがあり、個人的に読みやすい文章だったことを思い出して購入。今回もどんどん先に読み進められた。 日頃から自分を卑下して止まない自分、あるいは知人のことも考えながら読み進めた。自…分をこき下ろしながら、でも変わることをしない/できないのは、結局のところ自分を守るためである。らしくない行動はしたくない。自分らしくありたい。この書籍で言うところの「自己愛」は肯定的に使われていて、自分が精神的にざわざわと落ち着かなくなった時に書き散らす日記のようなものを見返して感じる、何だかんだ今の自分を肯定している、恐ろしくて行動に移れない時の自分を守るためなんだと言う言い訳をしている時の自分の在り方に名前をもらったように思った。続きを読む
投稿日:2023.07.17
ねこー
日本の全大学生が読むべき本 自分もそうだが,多くの人は,自分に卑屈になってしまう傾向がある。SNSが発達してきて,自分より上位種がSNSで散見されるからだ。学校では一番の成績だったとしても,Twit…terを開けば,自分より遥か彼方の成績の人がいくらでもいる。容姿やスポーツなどの面をとっても格上はいくらでもSNSで見れるため,つい卑屈になってしまう。この本を読めばその問題が解決できるわけではないが,なぜ現在そのような状態に,社会がなってしまっているのか,どのようにしたら少しずつでも改善を図っていけるのか,その一助になるのがこの本書だと私は思う。続きを読む
投稿日:2023.07.04
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