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成田名璃子 / 新潮社 (10件のレビュー)
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総合評価:
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pupunao99
とても素敵な作品でした。 前半は母の毒が、苦しかったけど 読み進めるうちに、 その母にも抱える思いがあったことを知る。 ADHDをこんな切り口で扱う物語もあるんだな。 織り人たちの「業」と「喜び…」 戦時下の日々、ADHD、 色々なテーマが詰め込まれているので、 読み手によって、感じ方もそれぞれかもしれない。 私にとっては大満足の一冊です。続きを読む
投稿日:2024.02.26
岸谷
このレビューはネタバレを含みます
桐生という地名を知らなかったのですが、こんなにも織物が有名な街だったのですね。 ここまで我を忘れて熱中できるものがあるのは羨ましいものの、最早呪いと言っても過言ではないような… もし私が絹子と同じ立場だったら、確かに娘から手芸を遠ざけようと必死になるだろうなぁと思ってしまいました笑 母の苦労、子知らずという感じですかね…
投稿日:2024.02.20
あきたぬ
戦争がどんなに酷いものか書かれており、途中では泣きたくなるようなシーンもあった。 この本のキャッチコピーは「誰もが、織り人なのだ。」というのもあり、芳乃の作品と同レベルの作品を織ることがこの本の結末ではないと思いつつ、詩織がどんな成長をしたのかもう少し書かれて終わってくれればいいのに…。と感じた。 織物を織っているときの心情や風景が細かく書かれており、情景がかなり想像しやすかった。 この本を読んだことにより、織物を織ってみたくなった。
投稿日:2023.12.21
rdstaka22
桐生の伝統機織物と現代を結ぶ物語。トリマーとして働く詩織は縫うのが好きだったのだが、母親が許さなかった。それは物語の途中で明らかになる。現代と過去を行ったり来たりしながら運命的なモノを感じる。中々の大…作である。続きを読む
投稿日:2023.09.13
rabumama
自然界にある色彩がいかに素敵で しかもそれを糸にうつし取り、染め上げるなんて うっとりと憧れる世界。 またその様を表現する描写の素晴らしさはもちろん 芳乃と詩織それぞれの人生も興味深く なかなか読み…応えのある作品だった。続きを読む
投稿日:2023.07.22
まーちゃん
Kindleで読んだ。 昭和12年。養蚕農家の娘・芳乃は、嫁いだことで人生が大きく揺れ動く。一方の現代、詩織は機織り工房を唯一の居場所にしていて…。織物をめぐり2つの運命が紡ぎ、結ばれる大河長編。 …戦時中の描写は辛い。 贅沢品だと言われ機織りが出来なくなり、夫や弟が出征し…。 心が揺さぶられるほどの織物、見てみたい。 ひとつの事に没頭できる人って、いい意味で変人なんだな。続きを読む
投稿日:2023.05.03
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