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小森収 / 東京創元社 (6件のレビュー)
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yutan2278
その男は四阿いっぱいの雪の中で変死を遂げていた。この異常な状況は、明らかに魔術によるものだ…それも上級魔術師の。なぜ、誰が、どうやって?諜報に長けた軍人、宮様の寵愛を得た謎の娘、何かをひた隠しにする近…衛将曹ら、一癖も二癖もある事件関係者。探偵役は、権野刑部卿 明智小壱郎光秀と、陰陽師 安倍天晴。 初読み作家さんです。本格ミステリーということで、期待して読んでみたのですが、魔術のある世界という設定にひっかかってしまって、う〜ん、楽しめませんでした…。続きを読む
投稿日:2023.07.09
tamako
魔術が存在するパラレルワールドの日本が舞台のミステリ。権刑部卿・明智小壱郎光秀と陰陽師・安倍天晴が、四阿いっぱいの雪に埋れて死んでいた男の謎を解き明かす。 世界観の説明がないまま話が始まるので最初は戸…惑ったが、ごった煮なパラレルワールドの雰囲気はいい感じ。四阿いっぱいの雪で凍死という奇妙な死に方の謎も面白かった。続きを読む
投稿日:2023.06.16
ゆーや
魔術が存在する日本が舞台。 世界観設定の説明がないため、舞台を理解するのに時間がかかるものの設定としては好みで楽しかった。
投稿日:2023.06.11
natsuko-non
軽快な語り口と展開で、ユニークでコミカル。読みやすかった。が。現実をベースとした理論的な構築を旨とする推理小説とは違い、陰陽師という名の魔法がベースとなる世界での、ある種、日本の歴史をパロディ化した物…語なので、そのあたりに「乗れる」かどうかがカギかもしれない。面白かったけれど、没入できたかと言うと、少し微妙。 末尾の本能寺の変らしきエピソードは、正直、よくわからなかった…。続きを読む
投稿日:2023.06.09
翠月
歴史ファンタジーミステリ 連作短編集 織田信長家臣 権刑部卿『明智小壱郎』と、公家出身の帰国子女 陰陽師『安倍天晴』がバディで、魔術絡みの事件を捜査し解決する、戦国時代と近世入り乱れる楽しいパロディ…です 言葉遣い、慇懃な態度も面白おかしく、解らない用語があっても読み下しながら、成程こういう訳のわからない愉しさが読書の醍醐味、手の込んだミステリです 是非シリーズ化希望です 二人の掛け合いがもっと見たいです続きを読む
投稿日:2023.05.06
jyunko6822
このレビューはネタバレを含みます
ミステリ好きと日本史好きと 図々しくも自称しておりましたが、まだまだその世界は広く深いということに気付かされた一冊。 とは言え、陰陽師や魔術師が当たり前にいるということを前提に書かれた歴史ミステリーなので、楽しく読み進めることが出来た。 歴史的な一大事、本能寺の変を扱ってはいるけれどこの登場人物達にかかっては得意の術者達の前でこうも歴史は変わってしまうという面白さにも着目できた。 この作家さんの他のフィクションもあれば、また読んでみたい。
投稿日:2023.01.25
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