【感想】神と王 謀りの玉座

浅葉なつ / 文春文庫
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
7
11
3
0
0

ブクログレビュー

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  • みつる

    みつる

    このレビューはネタバレを含みます

    読み終わるまで随分とかかってしまったけど、なんとなーく毎回どんな世界設定か書いてくれているおかげで読みやすかった。
    まだまだ続くような終わり方で何巻行くのか楽しみ。あと確定2巻はありそうな感じ。新刊が楽しみですね。
    終わりがけは伏線がたっぷりで、どう回収されるのかな〜
    信仰について、何でも神に縋っていたら考えない人間になるってあった(そこまで否定的には書かれていない)が、それについては未知への恐怖、無力感に対しての防衛だよなぁと思ったり。もっと上手くまとめたいが、言葉にできないのでまた改めて。

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    投稿日:2024.05.12

  • tomojuju

    tomojuju

    一巻より面白さが数倍増した二巻。
    世界観がわかってきたから、とか、キャラクターもわかってきたから、という理由はあるだろうが前回より物語がシンプルかつ、力強かったように思う。

    それは王である牟西のキャラクターによるところが大きいと思う。
    葛藤はあっても信念があるからブレない、何が大事か即座に判断できる根底にある心底の思いとそれに伴う行動。
    このキャラがわたしの好むところであったのがそんな印象をより強くしている。

    あとは、杜人の神に祈るのではなく感謝する、がハッとさせられた。これって神道の基本姿勢、だったよな。。。?と薄らぼんやり思いました。

    2023.12.9
    189
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    投稿日:2023.12.09

  • 月影朔夜

    月影朔夜

    人を助けるのも傷つけるのも、神ではなく生きた人間。
    願いや想いを伝えるのも、怒りや憎しみをぶつけるのも、生身の人の言葉。
    自分の足で立って、手を伸ばして掴んで、言葉で伝える……生きるって動く事なんだなぁ。続きを読む

    投稿日:2023.11.24

  • ずんちょ

    ずんちょ

    「祈るな、動け!」本書を象徴する言葉。
    今回も若い女性の成長譚と共に、神とは何か、どのように神にかかわるのか、が問い続けられる。何かに目覚めるのも、考えが変わるのも、人とのつながりを通じてしか起こらない。複数の視点が不可欠であると思い出させてくれる。若き王も関わりの中でゆっくりとその姿を変えてゆく。
    続きが楽しみ。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.19

  • さや

    さや

    すこしずつページを紐解くように見えてくる世界観。
    長い歴史の中で培われた神々の物語と人の歴史。
    地層のように積み重なっていく世界がどういう風に突き進むのか気になる。

    投稿日:2023.06.25

  • 晴也

    晴也

    今回色んな部分の比較が多く、視点が固定されない分それぞれの考え方、過去がわかりやすく、それぞれの人物像を互いに引き立てあっていて面白かった。

    投稿日:2023.04.27

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