【感想】天路の旅人

沢木耕太郎 / 新潮社
(104件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
48
35
11
0
2

ブクログレビュー

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  • しうむ

    しうむ

    西川一三さんという人のモンゴル、チベット、中国、インドを跨ぐ長い旅を追体験できた。読み終わったら、旅がしたくてウズウズした。

    西川さんが旅の合間に外国語の習得に励んでいた描写が、印象に残った。その必要があったからというのもあるだろうが、旅で出会った人たちとの交流が、彼を習得に駆り立てたのではないかと感じた。自分も外国語を積極的に学んでみたいと思った。

    ラマ僧、チベット仏教への関心が湧いた。中国ややインドの地理、文化についても知りたくなった。
    ツァンパ食べてみたい。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.20

  • whokilledbanbi

    whokilledbanbi

    *星3つ相当です
    随分前に出版された際に色々とプロモーションされていて、気になったので手に取りました。
    あいにく時間のないタイミングだったので途中で断念。しかしながら読みながら景色が見えてくるような描写はさすがです。良いッ続きを読む

    投稿日:2024.03.01

  • ku-suke

    ku-suke

    ノンフィクションであるということ、第二次世界大戦末期に実際に密偵として中国の内モンゴルからチベットを経由しインドまで旅した人がいたというインパクトが何よりも大きい。
    例えば、今、西川一三さんや木村肥佐生さんと同じ任務を与えられてやり遂げられる日本人はどれくらいいるのだろう?と思ってしまった。
    私も昔から、生きている間にできるだけ色々なところに行って色々なものを見たいと思っているので、西川さんの「何も持たない代わりに自由に生きる」ことへの憧れは、ほんの少しだけど、わかる気もするけれど…
    人には本当に様々な生き方があるのだなぁと思った。こういう方のお話を一度、生の声で聞いてみたかったな。
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    投稿日:2024.02.29

  • ぴよ

    ぴよ

    チベットやネパール、インドに興味がある私にとっては最高の一冊。
    このような旅を現実に行っていた日本人がいるなんて、本当に驚愕でした。
    西川さんは学ぶ事が好きな方なんだと。様々な語学を習得し現地の方に馴染んで生きる。
    こんな事出来るのだろうか。
    きっと有難い存在として、いつもそこに居たのだろうと思う。
    私自身も学びを多く得る。
    そしてやはり旅に出たい!
    沢木さんの描く旅は最高に面白い!
    続きを読む

    投稿日:2024.02.22

  • えりんちょ

    えりんちょ

    沢木耕太郎さんの本を初めて読んだ。
    西川一三さんが見て感じてきたアジア圏の各民族の生活や文化の違いだと思うが、それを沢木さんが時代背景や西川さんの状況を客観的に説明している書き方のため、まるで自分がその国に立ち、その風を感じているかのようにリアルに伝わってくる。

    500ページ越えの長編だったけど、2日で読んでしまう程、はまって読みました。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.21

  • kumkei

    kumkei

    密偵として旅人として中国・チベット・インド
    を歩き続けた西川一三さん、こんな凄い人がいたのかと驚いた。彼の順応力や探究心に本当に頭が下がる。
    また、沢木耕太郎さん自らインタビューし、彼の人となりや思い、旅路の臨場感を繊細かつダイナミックに描写してくれたことで、ワクワクする読み応えのある作品だった。中国の地名が難しくて読めなかったけど(苦笑)
    内蒙古からインドまでの彼が歩いた道を辿り、天路の旅人を是非完結させてほしいと切に願う。
    【2024.02】
    続きを読む

    投稿日:2024.02.12

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