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黒田基樹 / 平凡社新書 (4件のレビュー)
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総合評価:
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たかちん
わずかな資料を基に家康の正室である築山殿の生涯をたどる。家康の人生の中でも非常に悩ましいことであった、信康事件と、築山殿の死去。正室であったのに一男一女しか誕生せず。信康の政略結婚の結果の末路であった…とも言えるかもしれないが、謎が多い。正室を死に追いやるということは戦国時代の中でも稀有な事象であり、その理由の奥底を知ることは難しいのかもしれません。続きを読む
投稿日:2023.06.04
mark55skywalker
このレビューはネタバレを含みます
戦国時代の女性に関する記録はほとんどないようで、家康の最初の妻であっても、記録に出てくるのはかなり時代が経ってからのようである。しかも他の事件と混同されていたりで、なかなか真実に近づくのは難しいとのことだが、著者はその色々な説を並べでどれが、より信頼性があるものかを選んで説明してくれているので、非常に参考になる一冊。 なぜ、いつ岡崎で家康と別居したのか、なぜ浜松で自害したのか、信憑性の高い資料が出てくることを期待しています。 NHK大河ドラマ「どうする家康」で有村架純が築山殿を演るということが分かっていて上梓している。
投稿日:2023.03.14
wisteria0609
家康の正妻築山殿に関する新書。今の所、一番良く研究され、まとめられている本だと思う。これからの研究余地もあり、まだまだ楽しめそうな分野。 今川義元の姪だと思われていたけど、血の繋がりは無いのね
投稿日:2023.02.07
miyous
沢山書いたのに削除してしまった。 悔しい。 築山殿は家康と不仲になり憂いて武田方に内通したが最初は家康はもみ消し、のちに五徳が信長に報告したことから幽閉。 家康も殺害までは指示しなかったが築山殿の自害…で後世面白く書き立てた。との見方。 最後の締めくくりに簡潔にまとめてあり整理するのに有り難い事だが、最後を読めば内容が分かるので最初から最後を読んでいればよかった。続きを読む
投稿日:2022.12.26
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