【感想】お山のライチョウ

戸塚学, 小宮輝之 / 偕成社
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • むちこ

    むちこ

    遺存種(かつては繁栄して広く分布していた生物が、その後環境の変化などで衰退、分布を縮小し、現在では限られた場所に残るのみとなったもののこと)であるライチョウをもっと知りたいと思い、手に取った『お山のライチョウ』(戸塚学)。

    雷鳥沢で初めて出会った愛くるしいライチョウ親子が絶滅危惧の扱いを受けていた事は、山を降りてから知ってビックリ。

    「なぜ絶滅が危惧されているのか」の背景にあるものは、
    【地球温暖化】。

    暖かくなり、生息域を山の上へと広げてきたサル・シカ等の動物だったけれど、

    その温暖化現象の根本的原因は我ら人間。

    複雑な気持ちで読み進めて、

    ライチョウの保護活動を知った時には、

    ホッコリしたなぁ。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.09

  • okkkiy555

    okkkiy555

    ニホンライチョウに魅了された筆者のライチョウに関する写真絵本。監修は小宮輝之先生。中村浩志先生の写真も使用されています。写真がとにかく素晴らしい。いかにライチョウが人間を恐れないかが、その写真の距離感でよく伝わってきます。表表紙裏でライチョウの種類の解説、裏表紙でライチョウの一年がQRコードで動画として確認できます。何故絶滅に追い込まれているのか、域内飼育、域外飼育の取り組みにも触れています。ライチョウ保全の入門書として、子どもだけでなく大人にもおすすめの絵本です。続きを読む

    投稿日:2022.12.11

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