【感想】リーマン・ショック・コンフィデンシャル上 追いつめられた金融エリートたち

アンドリュー・ロス・ソーキン, 加賀山卓朗 / ハヤカワ文庫NF
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
7
5
4
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ブクログレビュー

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  • arasanta

    arasanta

    とにかく登場人物と関係機関が多いので読むのに時間がかかるが、取材の深さと構成の旨さで読ませるだけの力があります。
    窮地の状況でも、CEOに箴言できない役員たちや、支離滅裂な論理展開でも何もアドバイスしない他社プレーヤー等、読んでいて気が滅入ってきます。ポジションを持っている人は影響を及ぼすので休場日に読むのがいいと思います笑続きを読む

    投稿日:2023.11.16

  • masudahidehiko

    masudahidehiko

    登場人物が多すぎて何がなんだか…ですが、まぁとにかくファルドを悪役だと思って読めば大丈夫かと。こんな破壊的な影響のある出来事について、これだけの範囲で起きている事象を俯瞰できることはまずないので、自分の知識の範囲や(疑似的なものにせよ)経験値を上げるのにとてもいい本だと思います。普通にエンターテインメントとしても面白いです。著者の取材力と構成力もすごい。続きを読む

    投稿日:2023.03.02

  • lacchanl

    lacchanl

    リーマンショック前後の各主要プレーヤー達のやり取りを大量のインタビューや記事を元に小説化した書籍。リーマンブラザーズを中心に物語が展開され、ある意味結末は分かってるが引き込まれる。
    下巻では遂にクライマックスに突入するので楽しみ!続きを読む

    投稿日:2022.09.06

  • ミイ

    ミイ

    一般人では死ぬまで知り得ない裏話集みたいでおもしろい。
    登場人物の誰にも同情できないところがまたいい。
    またいつか greed is good の時代が来るのでしょうか。
    後半も楽しみ。

    投稿日:2022.07.10

  • sino

    sino

    英訳特有の読みにくさはあるが、市場取引に8年携わり、ニューヨークに1年駐在した身からすると、非常に臨場感をもって楽しめる内容だった。同時に、世界の金融界の中枢は、登場するほんの数十人が仕切ってると思うと、とてつもなく恐ろしいと感じた。どうすれば、こんな人間たちに仲間入りできるのだろうか。キャリア、資産、何もかもぶっ飛んでいて、その意味でフィクションに近い感覚で読んでいたと思う。続きを読む

    投稿日:2020.08.03

  • Στέφανος

    Στέφανος

    原書名:TOO BIG TO FAIL

    第1章 リーマン株急落
    第2章 ポールソン財務長官の怒り
    第3章 NY連銀総裁ガイトナーの不安
    第4章 バーナンキFRB議長の苦闘
    第5章 リーマン収益報告への疑念
    第6章 襲いかかる空売り
    第7章 揺れるメリルリンチ
    第8章 瀕死の巨人AIG
    第9章 ゴールドマン・サックスの未来
    第10章 ファニーメイとフレディマック株急落
    第11章 リーマンCEOの焦り
    第12章 倒れゆく巨大金融機関
    第13章 誰がリーマンを救うのか?
    続きを読む

    投稿日:2019.04.10

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