【感想】教養としての宇宙生命学

田村元秀 / PHP研究所
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tubame

    tubame

    NHKの『コズミック・フロント』を見ていて宇宙生物学に興味を持ったので、まずは近くの図書館にあったこの本を読んでみた。
    「教養としての」と冠しているように、宇宙生物学について何も知らない私のような一般人にもわかるよう、まだ生まれて間もないこのジャンルをわかりやすく解説している。
    前半は太陽系の話で、カール・セーガンの言葉から始まるのはやはり胸熱である。
    主にこれまで飛ばされた探査機についての解説と、惑星や衛星の生命存在可能性についてなどが語られる。
    後半は太陽系外の惑星探査の話。系外惑星の探査は今のところ完全に望遠鏡が主体であり、遠くの恒星をまわる惑星をどのように見つけるかという技術的な話が中心となる。
    それほど量も無いので、軽い気持ちでサッと読むことができ、宇宙の生命探査についてひと通りの概略を知ることができる、という点でよくできた本である。
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    投稿日:2023.12.12

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