【感想】嫌いでいさせて 4【電子限定かきおろし付】

このレビューはネタバレを含みます

雫斗（なおと)の勤務先の生徒、伊織君登場。
5股かける程モテモテだけど、本当の愛を知らない系。雫斗を好きになり、初めて他人を思い遣る気持ちに目覚めて···。この手の当て馬キャラが登場するお話はよくあるんだけど···やっぱり読んでしまった(^-^;
結局こういうのが好きなんだよなあ
正直絵が抜群に上手いというわけではないし、ストーリーも王道なんだけど中毒性が凄い。
3巻とスピンオフの「朝永先生と柳木先生」まで読んで、自分の中ではこのシリーズに一区切り着けていたんだけど···
本能に抗えなかった!(´Д｀)オメガバものだけに

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伊織くん登場回。

雫斗が用務員として勤める高校の１年生、伊織は曜日によって付き合う女の子がいる。
たまたま告白されているところに遭遇してしまった雫斗も、告りにきたと勘違いされて「じゃ、土曜日にデート」と言われるが、
自分は番がいて結婚し、子どもも２人いて、その気はないとつっぱねる。
伊織はそれが新鮮だったのか、雫斗が気になっていき、全曜日の女の子と別れる。
そんな時、葉月の2週間の出張が決まった。
雫斗のヒートまであと3週間だから、きっと大丈夫。
とはいえ、こんなに長く離れたことがないので、葉月に会いたいと考えるとどうやらフェロモンがでてしまうみたいで、αの伊織をひきよせてしまう。
そして、予定が狂ってヒートが早く来てしまった。
久しぶりに飲む抑制剤はあまり効かず頭痛がひどくなる。
って話。

伊織がもっとゲスいやつなのかと思ったらそうでもなくて、
今後も、「雫斗が好きだった男」としてちらっと出てきたりするのもいいよなって思った。

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