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阿川大樹 / 実業之日本社文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
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ふち
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ第四作。本作で印象に残ったのは第二話。シングルマザーが子育てに疲れ、赤ん坊を捨ててしまう。しかし思い直して赤ん坊のところへ向かう。いつもなら間に合わないはずが、最終電車が3分遅れたので間に合った。終電の神様がいたのか。
投稿日:2023.01.23
良吉
終電シリーズ4作目、短編集です。 前作から時間が空いてしまいましたが、久し振りに日常系を!と思い、読了。 第1話、終電寝過ごして、家まで4駅歩いた過去を思い出し、ホッコリ。 第2話、2人の女性の心…情を中心として展開します。間に合うか間に合わないか、ドキドキしながら読了。 1つ飛ばして第4話、仕事人間だと共感してしまう展開から、清々しい話に。 第5話、夜間警備と聞いて終電がどう絡むか、気になり読み進む。途中ハプニングも全体としてはゆったりとしたスッキリする展開でした。 さて、第3話のみ、少しテイストが異なります。前半は他と同様、穏やかでしたがラストが特異な結末になります。 2、4話は個人的に色々考えながら読め、面白かったのですが、3話が一番印象深く、不思議な世界観でした。 次巻期待しておりますm(_ _)m続きを読む
投稿日:2022.11.15
匿名希望
終電の神様も気がつけば4シリーズ目。 終電を逃した夜が漫才コンビ結成のきっかけとなっと二人。 教会に赤ん坊を置き去りにした母親と、それを見つけ、母親が帰るのを待つ年配の女性。 過労で、衝動的に反対側の…終電にのるエンジニア。 通勤で、都心に向かう電車でなく、反対側の人の少ない海に向かう電車に乗りたかったなと思うときもあったので、反対側の終電に乗ったエンジニアの話は共感できるかも。 どうにもならなくなる前に、思考が停止する前に、逃げ出すことが大切。でも、真面目なひとは、そこから頑張ってしまうんですよね。 リモートワークの中で、終電という言葉とすっかり、無縁となった生活と思ったけど、終電後にも、働くひとはいるわけだし、街に残る人もいる。 終電を逃し、やってしまった感があったけど、大きな開放感やワクワク感も、若い頃はあったなと思います。それだけ、自分も若かったと言うことでしょうか。続きを読む
投稿日:2022.09.19
藍
終電になぞらえてるのは分かるけれど、その意味が薄れて来ているような気がする それぞれの話は少しほっこりするいい話
投稿日:2022.09.08
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