【感想】地に足をつけて生きろ! 加速文化の重圧に対抗する7つの方法

スブェン・ブリンクマン, 田村洋一 / ボイジャー
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 和歌山のよっしー

    和歌山のよっしー

    事実を受け入れる能力によって人間の尊厳を手に入れると説く本。
    できるだけ多くの良い体験を追い求めることを目的としない。

    投稿日:2024.02.24

  • Stray bookworm

    Stray bookworm

    文章は軽妙でとても読みやすい。が、すらすらと読めすぎて、挙げられている例は具体的にどんなことを指しているのだろう…?と、確信を持てぬまま読み進めるところもあった。筆者はデンマークの方で(デンマークにも自分探しをする人がいるのか…)、ストア派の考え方がベースになっているとのこと。
    ポジティブ思考も行き過ぎはダメ、何にでもYESと言いすぎてはダメ、時には批判的にもなり、バランスよく、自分の頭で考えて行動しよう、等々、まったくその通りだなーという感想。自己啓発に影響をうけすぎている人は、この本を読んで思考をリセットするといいだろう。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.03

  • 1825756番目の読書家

    1825756番目の読書家

    近年巷に流布している「ポジティブに生きよう!」「すぐに動こう!」という意識高い系の言説に辟易しているそこのあなた、ここにめちゃ良い本がありますよ♪
    世間の多数派とは逆張りの考え方を取り入れたい方に、とてもオススメの一冊!続きを読む

    投稿日:2023.01.14

  • Haru

    Haru

    このレビューはネタバレを含みます

    ・世界が成長を強要する時代
    ・ポジティブであることを強要する時代
    ・どれだけ内省しても自分の中に答えはない
    ・外の世界に意識を向ける
    何かあると自分の中で答え探しをしてしまうタイプなので、参考になった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.07.18

  • yoichiokayama

    yoichiokayama

    「地に足をつける」のは、実存的不安と不確実性が現代社会を覆っているから、難しい。
    結果、セラピー、コーチング、マインドフルネス、ポジティブ心理学、成人発達理論などが横行している。
    そして私たちは、いいカモになっている、と説きます。
    無数のコーチ、セラピスト、自己成長専門家、ポジティブコンサルタントが出現して、自己啓発書や7ステップガイドが出版されています。
    人生にすでに巣食っている流行の固定観念にも気づき、それに対抗するボキャブラリーを身につけ、本書を反自己啓発書として読み、人生について考え、生きる方法を変えるきっかけにしてほしいと、著者は訴えます。

    今の状況が悪いと思うなら、もっと悪くなるかもしれないということを思い出そう。そしておそらく悪くなるだろう。それに対して過去は遠く離れるほど明るくなっていく傾向がある。誰かが革新的な計画や未来の「ビジョ ン」を提示してきたら「昔のほうが良かったんだよ」と言ってやろう。進歩などという概念は生まれてまだ数百年しか経っておらず、破壊的な考えなのだと説明しよう。何度も同じことを反復しよう。地に足をつけて根を下ろして生きている人のお手本を探そう。立ち止まって動かない権利を主張しよう。 ー 148ページ
    続きを読む

    投稿日:2022.06.12

  • まるすけ

    まるすけ

    現在の自己啓発ブームに真っ向から刃向かう注目の1冊です。
    それは、怠惰な自分を認めることではなく、多数派や世の中の流れに対して疑問を抱くという所から始まり、この方独自の意見が展開されています。
    自分みたいに一種の逆張り感が好きな人はおすすめ。続きを読む

    投稿日:2022.05.07

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