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柊サナカ / PHP文芸文庫 (7件のレビュー)
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メメ
明治時代が舞台となり、出てくるスイーツも当時では珍しい未知の食べ物、それも大変高価で憧れの新宿高野や資生堂が出てきます。 写真を学ぶため「女子写真伝習所」に通うお銀ちゃんは食べることが大好き。色気より…食い気なお銀ちゃんが、日常の謎をご学友の基美さん、シズさんと三人で解き明かしていきます。 思わずシュークリームが食べたくなりました。笑続きを読む
投稿日:2024.01.05
美月@読書垢
シュークリームもバナナもアイスクリームもいまじゃ あたりまえのようにあるけど、大正時代のときでは とても珍しかったのか。と再認識。 いまじゃバナナは100円しないで買えるものあるし、 高級品ではないけ…ど、大正時代ではなかなか高級品だった、 続きを読む
投稿日:2023.11.24
たまえ
このレビューはネタバレを含みます
面白かった。明治女子食べ物写真って好きな物の組み合わせだったし、当時のこととか細かく描写されてるんだろうなって感じで学びもあった。恋の匂わせも良かった。けど、皆が幸せになって終わる話なのかと思ってたら最後の最後に主人公が辛い思いしてて、しかもそれもどう解決されたのかも分からないまま終わってしまったので、今後が気になって仕方ないし。銀ちゃんには幸せになって欲しいです。続きを思わず探しました。
投稿日:2023.04.29
にゃつめ。
表紙とあらすじを見て購入。 「明治」、「女学生」、「写真技術」、「高価な甘味」の要素が組み合わさった本冊は200ページ弱の為、サラッと読むことができました。 三人娘の個性や、当時の写真技術の歴史や方…法、職業婦人の社会的位置付けなども分かりやすく、且つ良い塩梅で物語内にも介入していた印象です。 個人的には主人公以外のキャラクターの掘り下げをもっとしたお話も読んでみたいとも思いましたが、多くを語りすぎないスタイルと取ることもできるので、続刊に期待したいです。 今後、続刊が出た際には引き続き読んでみたい1冊です。続きを読む
投稿日:2023.01.08
zueco
テーマや装丁にひかれて買ったけど、中身は思ったよりイマイチで残念だった印象。 明治期、女性たちがどんな生活環境におかれていたのか、あるいは当時の写真機とはどのようなものだったのか、という当時の様子がよく描かれている点は読んでいて楽しかった。 ただ全体的なストーリーの流れが、薄くて全部がうまくいきすぎというか……生活様式の部分がこれほど丁寧なのだから、物語の運びももう少し丁寧に描いてほしかった。あと最後の色盲の話も蛇足感が否めなかった。
投稿日:2022.09.21
ゆふぃ
今ではもうありふれてしまった甘味たちが、銀の目を通してみるとなんて魅力的なことか。 シュークリイムのお話が楽しかった。 三人娘の等身大な活躍と、鈴木先生の柔軟さがすばらしい。 ほんの百年ちょっと前なのに、女性の立場や扱いがこれほど違う。先人たちに感謝です。
投稿日:2022.09.14
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