【感想】てつほうの鳴る浜

森川成美 / 小学館
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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ブクログレビュー

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  • かとのひも

    かとのひも

    このレビューはネタバレを含みます

    ○時代物というだけではなく、ジュブナイル作品として楽しめた

    鎌倉時代、武家の家に生まれたものの、生家は貧しく自身も血生臭いことが苦手な長種。
    博多で商人になろうと家出をした先で、水軍の大将、異国出身の商人、鏡をよむ娘と出会う
    大陸の出来事が、やがて博多の海へと押し寄せてくる

    ○「運命を楽しめ」という言葉が、届くといいな!
    ○歴史教科書的な元寇ではなく、もしもその場に自分がいて巻き込まれたら…
    兄さんの季長は実在
    ○いとの存在と出来事が、混じり合わないような異物のような
    正体がはっきりわからないところが、この物語にそっているような
    島の名前と同じなのがヒントなのか

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    投稿日:2023.12.01

  • yozora444

    yozora444

    1270年、元寇の時に活躍した少年の話。
    いと、という不思議な少女の登場でファンタジー要素があり、地味におもしろかった。
    運命を楽しめ、がキーワードだけど、自分の意に反して、過酷な戦いに巻き込まれる。
    嫌な出来事も楽しめって、厳しい。
    成長過程の子どもたちには、勇気になるのかな?
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    投稿日:2023.10.23

  • ペコ

    ペコ

    福岡が舞台の戦乱時代ファンタジー

    長種は、武士をやめ商人になるため船に忍びこむが、水軍の大将竜玄に捕まってしまう。長種は竜玄に博多の大商人のもとへ案内され、そこで鏡に未来を映す謎の少女「いと」と出会う。それが、長種が歩むことになる不思議な運命の始まりだったーー。一人の少年が蒙古襲来に立ち向かう時代ファンタジー。突如現れた大船団、元軍に遭遇した長種の決断とは。

    「おまえに、おれたちの合言葉を教えよう。『上げ潮に入船』だ。」
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    投稿日:2022.10.02

  • 白虎

    白虎

    蒙古襲来が舞台の歴史ファンタジー。肥後の武士・竹崎長種の闘いと成長を描いた物語。

    元の船と海上で闘うシーンではまるで自分も戦に参加しているような臨場感がわいた。

    投稿日:2022.09.03

  • mamepon

    mamepon

    設定が盛りだくさんだったけど、読み応えがあって楽しめました。
    運を楽しめ、という言葉がテーマであり印象的で、運命について考えさせられます。

    投稿日:2022.08.26

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