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中山康樹 / 集英社インターナショナル (5件のレビュー)
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総合評価:
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山口 公大 / Kota Yamaguchi
ローリングストーンズのシングルやアルバムの歴史をたどりながら、その頃のバンドの状態と作品の仕上がりを著者の視点で読み解いていく本。
投稿日:2022.05.13
フラビオ
2014年1月11日読了。「シャイン・ア・ライト」までのストーンズのオリジナルアルバムと編集版アルバム・ベスト盤などを、年代順に聴き込むためのガイド。いわゆる「名盤」を集中的に聴き込むのもいいが、年代…順に聴くことでストーンズの進化の歴史を追体験できるし、イマイチのアルバムにも「次の傑作にいたる布石がここに!」と興奮を得ることができるというものか。ストーンズの場合は特に、ブライアン・ジョーンズの初期の影響の強さとその衰退を味わう楽しみ方も残されている。デビュー当初の英国盤のEPは数も多く整理されておらず、なかなか系統だって聴くのは難しいができるだけ追いついてみよう。面白いのは中山氏がベスト盤を聴く楽しみを否定していないところ。名曲の連打や、「なんでこれを入れる!?」といった意外なシブイ選曲など、ストーンズという巨大な素材であればこそ、いろんな角度でしゃぶって味わいつくす楽しみ方ができるというものなのか。続きを読む
投稿日:2014.01.11
ヒロオ2世
このレビューはネタバレを含みます
他の解説本では酷評されていた”Stripped”('95)を高く評価。そして、あまりストーンズを聴かない人でも知っているヒット曲”Angie”を酷評…という独断が気持ちいい。ストーンズへの愛が溢れる一冊。
投稿日:2013.09.30
tora0358
山羊からブラック&ブルーまでの下降線をラブ・ユー・ライブでリセット、女たちで上昇というところは同感。
投稿日:2012.09.15
neeskens
もはや「中山節」とでも言うべきか。ストーンズのスタジオ盤やライブ盤、ベスト盤まで、コメントをひきながらも思い入れたっぷりな解説。アルバムからストーンズの歴史がわかる。 自分が好きなアルバムが酷評されて…いるのはいささか参ったが、まあそれはそれ。各自の楽しみ方、接し方があるのでさほど気にしていない。 「スティール・ホイールズ」の出来が近年では白眉なのは全く同感。続きを読む
投稿日:2012.08.02
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