【感想】まんが人物伝　北里柴三郎　近代日本医学の父

このレビューはネタバレを含みます

今年から流通する予定の新紙幣に採用されることもあり図書館で借りてきてみた。
なんとなく人物としては知っていたけれど、具体的にどういった功績を残した人なのかを知らなかったので勉強になった。
勉強熱心であったことや不屈の精神を持っていたこと、それによって組織で孤立したり対立したりしたことなど・・・こういった情熱や努力があってこその医学の発展だったんだと尊敬と感謝を感じずにはいられない。
個人的には自分の間違いをあっさりと認めてしまえるというエピソードに感動した。
研究者にはプライドが高い人が多いという勝手な想像があったので意外であり心を動かされた。
個人的な恥辱など小事であり、医学会の発展や人類を救うということが大事であるという北里博士の想いを熱く感じた。
コロナの脅威も記憶に新しいところだけに、予防医学の大切さというものを身にしみて感じるし、北里博士の貢献は計り知れないと思う。

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