0
海音寺潮五郎 / 文春文庫 (14件のレビュー)
レビューを書く
商品詳細ページへ戻る
総合評価:
"powered by"
snowman
言わずと知れた戦国武将。 秀吉の家臣、石田三成との確執、朝鮮への出兵、 虎退治、などなど イメージとしては剛勇。 秀吉の物語には必ず出てくる武将である。 その加藤清正から見た戦国の時代とは どんな感じ…に見えるのか。 この上巻では秀吉という稀代の人物の偉大さを 改めて認識した。 その秀吉により影響を受けたであろう清正は 好印象の武将として写る。 人気があるのは実際に良い武将だったのだろう。 さて下巻はどういう 描かれ方をしているのか興味深い。続きを読む
投稿日:2022.06.29
相模守
上巻は秀吉に仕えてから朝鮮出兵まで。若い清正は清水宗治や別所長治、吉川経家など籠城の末城兵を守る為責任をとり切腹する姿に感銘を受ける。母は熱心な法華信者で清正自身も母からの多大な影響を受け信心深くなる…。三成とは出逢いから馬が合わず常に対立しその同僚の小西行長とも朝鮮出兵後反目しあう。続きを読む
投稿日:2021.03.29
dysm3636
肥後の国を築いた風雲児の素顔と生涯を描いた大作。 15歳で木下藤吉郎に仕えた加藤虎之助清正、この上巻は秀吉の朝鮮出兵までを。虎之助の母への愛、母の虎之助への教えが素晴らしい。この本の収益は熊本地震の義…捐金に寄付されます。続きを読む
投稿日:2016.06.18
4tama
この方は好き嫌いが激しいと思われる。 歴史に忠実かもしれないが、武将列伝で加藤清正を師団長レベルの人間と書いており、清正好きの私にはなぜこの人の話を書くのかという疑問が消せずに読んだ。 そのためか、説…明が多く、著者の考えを述べることが多く、小説として入り込めない。 思ったより、加藤清正が悪くかかれてはおらず、ほっとしたが、これよりは池波さんの著書の清正の方がかっこいい。 著者の伊達正宗は尻切れトンボで終わっており、ネットでその理由があまり好きでない武将について連載したので、連載約束期間の終了とともに終わらせたのではないかと書いてあった。 私生活でも、直木賞などを巡って、池波さんを酷評するなど好き嫌いのコントロールが苦手な人に思えて、少し怖い。 著者は戦争を体験して言うらしく、大東亜戦争での経験をたまに述べる。それを踏まえると、引用した人の死を受けて、先を考えず行動せよという意味の考えを清正に語らせているのは感慨深い。続きを読む
投稿日:2015.06.28
あおい
歴史小説ってだいたいそうだと思うけど清正側からしかかかないし都合の悪そうなところはぼやかすからこれぞ!という爽快感はなかった でも清正がたどった道はわかったのでその点はよかったかな え、なんでそこで…そうする?とかいうことが多々あったけど本当はどうしたんだろう ちゃんと熊本の治世の基礎を築いた人だからとてもいい人だっただろうなって思いました続きを読む
投稿日:2013.08.29
城人
海音寺版『加藤清正』。 表紙も綺麗でお気に入りです。下巻と並べたいですね。 秀吉に仕え始めた頃から描かれています。 まずびっくりしたことは、1562年生まれ説ではないこと。桶狭間の合戦の時に2歳だっ…たと書いてあるので、1558年生まれの様です。 物語を通して、誠実で豊臣に忠実な人物で描かれています。 司馬遼太郎氏の『関ヶ原』に出てくる清正に比べておとなし目です(笑) 清正公が好きな方にはおススメします。 ちなみに私は電車の中などで読むために結構持ち歩いてます・・・(笑)続きを読む
投稿日:2011.08.11
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。