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山本巧次 / 幻冬舎時代小説文庫 (3件のレビュー)
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みかりん
入舟長屋のおみわシリーズ、4作目。 良い意味で、パターン化された安定のシリーズ。今回のおみわのお相手のおふたりは、まぁ、想像通りというか(苦笑)。お相手との結末はワンパターンとして安心して楽しみつつ…、最初のお相手だった山際さんがいい感じに捕物に参加してくれているので、捕物帳としても十分に面白い。今回の芝居小屋の事故の裏にあった背景も、いろんなことが絡みつつ、上手く作られていて、面白かったデス。続きを読む
投稿日:2023.07.02
fattycatlover
このレビューはネタバレを含みます
入船長屋おみわの四作目。 前作での騒動の結果、 「障子割りのお美羽」という二つ名がついてしまったとは、 ますます縁遠くなっているおみわ。 ところが、 今回は芝居小屋の若旦那と旗本の家人にはさまれての三角関係? もちろん、違ったが。 芝居好きの友達に誘われて芝居を見に行ったが、 新築したばかりの小屋で座長のあいさつが始まったとたん、 桟敷席がくずれおち、けが人が出る。 桟敷席の部分を任せられていた大工が長屋の店子とあり、 おみわは芝居小屋の若旦那と、見物に来ていた姫についていた家人と 真相を探ることになる。 読売りへの殴り込みや、材木の詐欺、芝居をめぐる賭けにさらに黒幕と、 おみわの恋心についついもっていかれそうになりながらも、 話の展開がうまいと思う。 店子の浪人、山際様は相変わらず大活躍だが、 おみわに引きずり込まれてお仕事は大丈夫?
投稿日:2023.03.21
青竹
シリーズ第4弾。 現代でいうところの婚活探偵おみわですが、それと同時に長屋の住人が本当によく事件に巻き込まれます。長屋の大家の娘だから事件に関わっているのですが、毎度長屋の住人も巻き込まれて大変だな…ぁと言った感じです。 芝居小屋の席が崩れたところからスタート。御上のしようとしている大工の不手際という幕引きに納得いかないおみわは、小屋の若旦那、客の侍と共に調べて真相に迫っていきます。 次こそはおみわさんも報われて欲しいと思いますが、報われてしまったらシリーズが終わってしまう!?という難しい設定ですね。続きを読む
投稿日:2022.10.02
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