夏川草介 / 小学館文庫 (67件のレビュー)
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fidelio
「生きていくうえで大切なものは何か」を至高の名言とともに気づかせてくれる一冊。あとがきまで心に染みる。
投稿日:2025.06.29
meta1026
コロナとの闘いのリアルな記録的小説。 やはり中でコロナに向き合っている医療従事者と他者から情報を得ている人との温度差があるな、と感じさせられた。 また、向き合っている人たちは恐怖すら感じる余裕がないく…らい休みなく働いていて我々一般人は感謝しないといけないよね、と痛感させられた。続きを読む
投稿日:2025.06.28
それから
医師を主人公とした夏川さんの作品はいくつか読んでいて、いずれにもどうにもならない生命へのやり切れなさ、その中に見出される優しさを想うものが多かった。 しかしこの作品にはあとがきにもあるように並ならぬ激…しさと恐怖を感じた。きっと忘れてしまうから、せめてこの作品を覚えておきたい。続きを読む
投稿日:2025.06.27
さつき
いまこの物語を読んで、コロナに翻弄されていたことを思い出し少し暗い気持ちになったりしたけど、最前線で死闘を続けられていた方たちの姿を目の当たりにして胸がいっぱいになった。 特にあとがきでは涙が止まら…なくなった また同じようなことが起きるときのために、誰もが読んでいていい本だと思う続きを読む
投稿日:2025.06.06
tamazusa_do
長野県の信濃山病院(しなのやまびょういん)は200床に満たないが、「感染症指定病院」となり、発熱外来が設置された。 コロナ禍という災害を最前線で食い止めるための砦となったのだった。 ドキュメンタリー…のような小説。 実際、ほぼドキュメンタリーであるが、実際はもっと過酷、関係者に迷惑をかけないように小説の形をとったようだ。 人は、喉元過ぎれば忘れてしまう。 けれど、忘れてはいけない日々が永久保存されているような小説である。 周辺の病院は、発熱しているというだけで治療を拒否し、信濃山病院の入り口には車の中での診療を待つ長蛇の列ができた。 高齢者施設ではクラスターが発生し、介護が必要な患者が大勢押し寄せる。 外来の診療も普段通り続け、一般の患者が入院する病棟も維持しながらである。 本来は6床を予定していた感染症病棟だが、20床となり、36床まで拡張された。 院内感染も発生した。人手が足らなすぎ、十分な感染対策をとっていてもどこかに穴が生じたのかもしれない。 孤軍奮闘、という有様だった。 行政の無知と、周辺の無関心に強い憤りを感じる。 将来また同じようなパンデミックが起きた時には、同じ失策を繰り返さないで欲しいと願うばかりだ。続きを読む
投稿日:2025.05.24
rib
コロナ蔓延期における、医師である著者の葛藤が見事に『小説』になった一冊。これがエッセイだったらきっと読み切れなかっただろうなと思います。 三笠が格好良い。そして作者あとがきがとても良い。
投稿日:2025.05.21
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