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アンデシュ・ルースルンド, 井上舞, 下倉亮一 / ハヤカワ・ミステリ文庫 (10件のレビュー)
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総合評価:
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DJ Charlie
スウェーデンの小説の翻訳である。ストックホルム警察のエーヴェルト・グレーンス警部が活躍するシリーズだ。加えて、潜入捜査員のピート・ホフマンも登場する。「ダブル主人公」というような体裁でもあるのだが、そ…ういう体裁としては4作品目ということになる。 「警察の最高機密が漏洩?」という事態に思い至ったグレーンス警部と、潜入捜査員として活動した経過が在る凄腕のピート・ホフマンは問題の解決に向けて共闘する。やや遠い過去の事件がグレーンス警部の眼前に現れ、謎の脅迫者と向き合うホフマンの活動により、過去の事件の「裏」が引き寄せられる。そして「そう来たか?」という意外な結末が待っている。 こういう経緯で進む上下巻の物語だが、本当に一気に読み進めてしまった。過去のシリーズの中でも、本作は殊更に面白い。「機密の漏洩?」という事態で慎重であると同時に、大胆にグレーンス警部が動き、推論を巡らせる。他方で腕利きのホフマンは、事態の核心に着実に迫る。そして明かされる意外な結論である。 或る意味では「最もこのシリーズらしい」という魅力が溢れる作品かもしれない。かなり夢中になった。続きを読む
投稿日:2023.09.25
marumaruchan
このレビューはネタバレを含みます
う~ん。読ませるなあという読後感。 ジリジリと迫るリミット。意表を突く展開。 時系列のズレがやられた。冷静に考えればそうなんだけど読んでる時には気が付かない。 大変な状況なんだけどホフマンとグレーンズ警部の協力体制が嬉しい。 ホフマンの子供たちとグレーンズ警部の交流が微笑ましい。もうホフマンを平穏に過ごさせてあげたいところだが、シリーズの次回作があることがわかっているので気の毒にも思う。
投稿日:2023.08.03
kissarmy0814
2023.05.23 文句なしの傑作。 海外ミステリに二の足を踏んでいる人にもオススメ。 理由は読みやすいし、どんどん読み進めたくなる切迫感にあふれているから。
投稿日:2023.05.23
shiawasetaro
めちゃめちゃ面白かった。 これを待ってたよ。三分間、三時間とパッとしなかったんだけど待ってた甲斐があったな。 まったく読めない展開。あらゆるところに仕掛けられた謎。繰り返されるどんでん返し。いったい真…犯人は誰なんだ。先生、もうページを繰る手を止められませんっ!! 解説の人も前2作は無かったものの如く書いてたから気持ちは同じだったんだな。 しかし次は一気に三年!!? どうなることやら。。。続きを読む
投稿日:2023.04.25
full3
潜入捜査官ホフマンが脅される。警察内部情報によってお前のことがわかったと。グレーンス警部には、17年前の未解決事件の容疑者が次々殺されてい件が。2つの件が合わさると途方も無い真相が・・・ ヤバイほど…面白かった。家族を殺すと脅されたホフマンがやらされることなどドキドキさせる伏線多数あり、 ※自分用ネタバレ 新人警官アメリアが黒幕だった。アルバニアの彼女の父親が武器商人だった。超高性能の銃を大量に仕入れて売る際に仲間割れして殺された。その復讐だった。続きを読む
投稿日:2022.08.07
ゆめこ
ピートホフマンのこのシリーズ、もちろん毎回面白いのだが、ホフマンと家族が危険にさらされ…という展開にやや飽きてきたなと思いながら読み始めた。 しかし本作は真相の意外性といい、独特ながら魅力的なグレーン…スの人柄といい、いつも以上に素晴らしかった。続きを読む
投稿日:2022.08.05
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