【感想】祝祭の陰で 2020―2021 コロナ禍と五輪の列島を歩く

雨宮処凛 / 岩波書店
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • kaze229

    kaze229

    大マスコミ(インターネット拡散の今、死語に近い言葉?)では
    先ず 報じることのない「日本の今」、帯の言葉を
    もらえば「取りこぼされた人々の声」の聞き書き。

    改めて 何も考えずに ぼーっとしていれば
    垂れ流される 日本の今の報道は
    強烈な作為が働いているのだなぁ
    と いまさらながら 思ってしまう

    かの「アンダーコントロール」は
    日本の大マスコミにこそ
    使われているのだ と 実感!
    続きを読む

    投稿日:2022.06.10

  • へんてこ

    へんてこ

    オリンピックとコロナ。その陰で続く市井二元人のあきらめない生きる営み。不均衡なこの日本の歪みが見え出す。
    オリンピックとコロナ政策の総括を待つ

    投稿日:2022.05.25

  • 踊る猫

    踊る猫

    「可視化」という言葉は見逃せないキーワードだなと思った。これほどまでにすべてが露出/露呈した世界でさえも、探れば語られていない(あるいは、私たちが心のどこかで聞くのを拒む)ニュースはわんさとある。この本に収められた真実の数々を読み、どこかで私は「コロナ禍」や「貧困化」を諦めとともに是認していたのかもしれないなと思った。雨宮処凛は(例えば取材対象の元ミュージシャンのファンを公言して)なあなあの是認を拒み、彼らとともに立ち上がろうとする。急ごしらえの感が否めない本だが、侮れない強度を感じる。私に何が出来るのか続きを読む

    投稿日:2022.05.11

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