【感想】オウムアムアは地球人を見たか? 異星文明との遭遇

アヴィ・ローブ, 松井信彦 / 早川書房
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • 本ぶら

    本ぶら

    読みたい!なので、★はナシ。

    ていうか、これ、読みてぇーっ!(^^)/
    なんでこんな面白いコト、TVで特集番組をやらないんだろ?
    どー見たって、「作ってんだろ、コレ!」みたいなアホバカ動画をダラダラ流す番組なら、いくらでもあるのに!?
    風船が動いた映像に「座敷わらしだっ!」なんてやってるヒマあったら、このネタで番組作れ!(爆)

    うん。まー、座敷わらしは座敷わらしで好きなんだけどさ。
    ただ、その現象を何でもかんでも「座敷わらし」としてしまうのは、オバケに対する人間の価値観の押し付けだ。
    今は多様性の時代なのだから、オバケの多様性も認めなきゃダメだ(^^ゞ
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    投稿日:2023.05.08

  • ma1048

    ma1048

    オウムアムアが人工物とする推定の妥当性をどう捉えるかで著者に対する印象が変わると思う
    オウムアムアがどこから来てどこへ向かったかの説明はなくがっかり
    現在の科学の問題点が繰り返し語られるが、アメリカの科学研究/教育は優れた点が多そう続きを読む

    投稿日:2023.02.04

  • bachbygg

    bachbygg

    著者はハーバード大学教授で、天文関連の団体の委員長を兼任する。異星文明の証拠を探索するプロジェクトのリーダーでもある。 タイトルに惹かれて読んでみた。 恒星間天体オウムアムアが話題になったことがあり、その科学的な分析の本と思ったが、内容はオウムアムアをめぐる論争の考察、著者の半自伝的な話、自己の見解を記述したもので、正直あまり面白くなかった。
    オウムアムアがただの岩石なのか、何か意図を持って送られた物質や物体なのかが話の焦点。 著者は後者の方と考えているが、科学者の多くは単なる岩石説を支持している。 これがただの岩石であれば、理論上の軌道から大きく外れてしまったことが不可解であり、著者は何らかの未知の力が働いていると考えている。 将来の科学の発展を考えると、従来の考えに固執せず他の説も検討すべきであるという。
    この本は翻訳が少々難しく、著者が回りくどい言い方をするため、内容を理解するのが難しかった。 著者の愚痴っぽい感じもした。 とりあえず最後まで読んでみたけれど、よくわからないもやもやした印象だけが残った。
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    投稿日:2022.10.07

  • ブーレ

    ブーレ

    2017年9月に突如現れて太陽を周回し加速して飛び去った謎の物体をハワイの言葉で「オウムアムア」と名付けられた。著者はハーバード大学の天文学課長でこの本に書かれている事実は紛れもないもの。そこから導き出した可能性が、恒星間航行物体ではないか、というものだ。人類ではない未知の太陽系外の知的生物が作った何らかの飛行体。
    もしかしたらそれは宇宙のブイのようなもので、太陽系がたまたまそのブイに接近してしまったという可能性も。
    これが慧星や小惑星だとしたら物理的に軌道が説明できない不思議な動きをしている。さらに表面は輝いており、8時間で自転する円盤形だと推察される。
    本書ではこの仮説から、宇宙に知的な生命体がいる可能性について言及し、さらにその生命体とコンタクトを想定して人類が準備しておくべきことにまで触れている。
    著者のロジックを科学的に否定することのできる学者が(本書を読む限り)いそうないが、気持ちとして否定するのは簡単だ。だが本書ではガリレオが地動説を唱えた時代に触れて、「あり得ない」と思い込むことの危険性まで展開している。
    自分は科学者ではないのでコメントできないが、信じる信じないという次元の話ではなく、宇宙へのロマンをこの夏に想像する素晴らしい時間を提供していただいたという感謝を感じた。
    続きを読む

    投稿日:2022.07.30

  • TaHi

    TaHi

    アヴィ・ローブ「オウムアムアは地球人を見たか?」読了。2017年太陽系の惑星公転軌道をある天体が横切った。それは従来の彗星に比べ奇妙な特性を示した。オウムアムアと呼ばれるその天体は棒構造あるいは面状でありその形成には何らかの意図が含まれるとの仮説が筆者らの主張だ。著名な天体学者の大胆な仮説と科学者の在り方を問う渾身の物語に胸を打たれた。続きを読む

    投稿日:2022.06.13

  • YAJ

    YAJ

    このレビューはネタバレを含みます

     2017年、観測史上初めて太陽系外から突如飛来した謎の天体「オウムアムア」。
     この常識外れの形状と謎の動きをする天体を、どう捉えるか? それを、「異星人の宇宙船」と考えるしかない、という大胆な仮説を唱えた著名天文学者による書。

     その真偽、眉唾度合い云々の話でない。
     本書は、自由な発想がブレイクスルーを起こしてきた歴史を踏まえ、囚われないものごとの考え方、発想の仕方、ひいては、生き方そのもに刺激を与える好著。

     だが、もう少しオウムアムアについて整理して、興味深く書いてくれているのかと思ったが、話があっちへ飛び、こっちへ飛びで集中できなかったな。
     でも、要は、人生論、あるいは哲学的なお話だった。いかにものごとを捉えるか? その大切さを説いた書。それはそれで、別の意味で面白かった。。。。 としておこう。

    冒頭に記された、この一文が、本書の一番のメッセージ。
    「時間がとれたら、外へ出て宇宙に見とれてみよう。(中略)思うに、空を見上げるだけでも物の見方は変わりうる。」

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    投稿日:2022.05.23

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