【感想】推しと出会いたくない女子大生【描き下ろし漫画付き電子限定版】

このレビューはネタバレを含みます

推しのベーシストに偶然大学で出会ってしまったがために、毎度彼の前でテンパっているうち、興味も恋心も持たれてしまう。
一ファンとしては、確かに恐れ多すぎてより挙動不審の悪循環に陥る気持ちはよく分かるが、彼だって普通の男の子。
神ではないのだ。
あんまり感情が表情に出ないけど。
ゆえに後半の笑顔や照れが破壊力凄まじく、そりゃ麻衣ちゃんじゃなくても昇天してやむなし。

そんな麻衣ちゃんが一ファンから彼女になるまでの紆余曲折話。
推しが落ちるのが早いので、麻衣ちゃんが慣れるのを、ファンとしての想いと恋心の違いを自覚するのを、彼と一緒にじっくり待つ感じ。
成長の結果は、描き下ろしのその後の話にて。
いやもう、ちゃんと彼女してる！
そして、彼は弱音を彼女に吐けるようになりました。
よかった！

メイン二人にニヨニヨする話だが、サブキャラの田貫ちゃんやハト君もいいキャラなので、どのページも楽しかったです。
ちゃんと友達の恋を応援できる男の子、いいよね！

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