0
田中啓文 / 角川文庫 (4件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
NFCC図書館
『どんなもんでも百の料理にします』の幟を掲げ、担ぎの商売をする千夏は、酔っ払いに絡まれ、大事な商売道具を台無しにされた。梅王丸が家守をする貧乏長屋で、美味しそうな料理を次々と作り上げる千夏。だが、長屋…の明け渡しを迫る男たちが現れ、その中には、彼女の父の仇の姿が―。(e-honより)続きを読む
投稿日:2023.04.11
kimikokumiken
江戸時代のなかなか変な?変わった商売が、あるものだと、感心する。 最初の出だしが、天満の八軒屋の昼船から、西町奉行 新見正路が、新任する。 そこに登場するのが、又もや、面白い風貌の梅王丸なる戦国武将…のような男。 半家という言葉も初めて知る。 1話は、料理こまち 千夏の料理の腕前。 じゃりんんこちえ だったか、そんなイメージの大阪弁で、小気味よい話ぷり! 貧乏長屋でも、和気あいあいさが、にじみ出る。 2話は、将棋の 誰にでも負けたる屋という商売! 勝っても負けても、駄目な勝負にどうなるかと、思いながらも、上手いアイデァで長屋側の勝ちに! 紀州の若様まで、成長して、勝負だけでなく、精神的に逞しい若様になっていた。 これはシリーズで、続くのであろうか? 表紙を見て、本の中の登場人物のイメージが膨らんだ!(笑)続きを読む
投稿日:2022.12.19
はなこ
田中さんの本は、かなりのペースで発刊されていて、好みのパターンとそうでないものがあるけど、こちらは久しぶりに好みのパターン。鍋奉行犯科帳シリーズ寄り。ああ、鍋奉行も続編でないかしら。
投稿日:2022.05.29
tuppence
梅王丸の豪快さが気持ちいい。 料理小町(!)の千夏ちゃんも健気で、気が強いのが素敵。料理の腕がぴか一なのも魅力だし。 梅王丸の長屋のみんなの個性的で楽しい。 さすが、珍商売をしてる人を集めただけのこと…はある。 料理勝負も将棋勝負も絶体絶命に見えるところからの一発大逆転。 最後の、あの人のあの台詞。 ドラマで有名なあの人からいただいたわねw これは、シリーズ1作目。人物紹介の巻という感じなので、続きを楽しみに待つ。続きを読む
投稿日:2022.04.06
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。